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方法: 開発環境内で移動する

統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) は、使用している設定またはプロジェクト要件に応じて、ウィンドウ間またはファイル間を移動できるように設計されています。 エディターで開いているファイルを順番に移動することも、IDE のすべてのアクティブなツール ウィンドウ間を順番に移動することもできます。 また、ファイルに最後にアクセスした順序に関係なく、エディターで開かれている任意のファイルに直接切り替えることができます。 これらの機能は、IDE で作業する際の生産性を向上するのに役立ちます。

注意

使用している設定またはエディションによっては、ダイアログ ボックスで使用可能なオプションや、メニュー コマンドの名前や位置がヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。 このヘルプ ページは、全般的な開発設定を考慮して記述されています。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

エディター内でのファイル間の移動

[戻る] と [次へ進む] は、アクセスした順序に基づいて、エディターで開いているファイルを順番に移動します。これは、Microsoft Internet Explorer の表示履歴の [戻る] と [進む] に似た機能です。

開いているファイル間を使用順に移動するには

  • 開いているドキュメントを、最後に操作した順にアクティブにするには、Ctrl キーを押しながらマイナス記号 (-) キーを押します。

  • 開いているドキュメントを、逆の順序でアクティブにするには、Ctrl キーと Shift キーを押しながらマイナス記号 (-) キーを押します。

    注意

    [戻る][次へ進む] は、[表示] メニューにもあります。

また、IDE ナビゲーター[アクティブなファイル] 一覧 (エディター内)、または [ウィンドウ] ダイアログ ボックスを使用すると、ファイルに最後にアクセスした時期に関係なく、エディターで開かれている特定のファイルに切り替えることができます。

IDE ナビゲーターは、Windows アプリケーション スイッチャーのように機能します。 これは、メニューからは利用できないため、ショートカット キーを使用してアクセスする必要があります。 IDE ナビゲーターにアクセスしてファイル間を順番に移動する場合、どの順序でファイル間を移動するかに応じて 2 つのコマンドのいずれかを使用できます。 Window.PreviousDocumentWindowNav を使用すると、最後にアクセスしたファイルに移動できます。Window.NextDocumentWindowNav を使用すると、逆の順序で移動できます。 全般的な開発設定では、Ctrl + Shift + Tab が Window.PreviousDocumentWindowNav に割り当てられ、Ctrl + Tab が Window.NextDocumentWindowNav に割り当てられています。

注意

使用している設定の組み合わせで、このコマンドに対するショートカット キーがまだ割り当てられていない場合は、[オプション] ダイアログ ボックスの [キーボード] ページを使用すると、独自のカスタム コマンドを割り当てることができます。 詳細については、「方法: ショートカット キーを使用する」を参照してください。

エディターで特定のファイルに切り替えるには

  • Ctrl + Tab キーを押して、IDE ナビゲーターを表示します。 切り替え先のファイルが選択されるまで、Ctrl キーを押しながら Tab キーを繰り返し押します。

    ヒント

    [アクティブなファイル] 一覧を逆の順序で移動するには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Tab キーを押します。

    または

  • エディターの右上隅で、閉じるボタンの横にある [アクティブなファイル] ボタンをクリックし、一覧から切り替え先のファイルを選択します。

    または

  • [ウィンドウ] メニューの [Windows] をクリックします。

  • 一覧から表示するファイルを選択して、[アクティブ化] をクリックします。

ファイル内の特定の場所にマークを付けたり特定の場所を検索する方法については、「コード内での移動」を参照してください。

IDE 内でのツール ウィンドウ間の移動

IDE ナビゲーターを使用すると、IDE で開いているツール ウィンドウ間を順番に移動することもできます。 IDE ナビゲーターにアクセスしてツール ウィンドウ間を順番に移動する場合、どの順序でツール ウィンドウ間を移動するかに応じて 2 つのコマンドのいずれかを使用できます。 Window.PreviousToolWindowNav を使用すると、最後にアクセスした順序で移動できます。Window.NextToolWindowNav を使用すると、逆の順序で移動できます。 全般的な開発設定では、Shift + Alt + F7 が Window.PreviousDocumentWindowNav に割り当てられ、Alt + F7 が Window.NextDocumentWindowNav に割り当てられています。

注意

使用している設定の組み合わせで、このコマンドに対するショートカット キーがまだ割り当てられていない場合は、[オプション] ダイアログ ボックスの [キーボード] ページを使用すると、独自のカスタム コマンドを割り当てることができます。 詳細については、「方法: ショートカット キーを使用する」を参照してください。

IDE で特定のツール ウィンドウに切り替えるには

  • Alt + F7 キーを押して、IDE ナビゲーターを表示します。 切り替え先のウィンドウが選択されるまで、Alt キーを押しながら F7 キーを繰り返し押します。

    ヒント

    [アクティブなツール ウィンドウ] 一覧を逆の順序で移動するには、Shift キーと Alt キーを押しながら F7 キーを押します。

参照

その他の技術情報

Visual Studio でのウィンドウの配置と使用

Visual Studio の設定

定義済みショートカット キー