CReBarCtrl クラス
Rebar コントロールの機能がカプセル化されています。Rebar コントロールは、子ウィンドウを含むコンテナーです。
class CReBarCtrl : public CWnd
解説
Rebar コントロールが常駐するアプリケーションでは、Rebar コントロール内の子ウィンドウが Rebar バンドに割り当てられます。 子ウィンドウは、通常、別のコモン コントロールです。
Rebar コントロールは 1 つ以上のバンドで構成されます。 それぞれのバンドには、グリップ バー、ビットマップ、テキスト ラベル、子ウィンドウを組み合わせて含めることが可能です。 それぞれの項目は、1 つだけ指定できます。
Rebar コントロールでは、指定した背景ビットマップに子ウィンドウを表示できます。 RBBS_FIXEDSIZE スタイルを設定しない場合は、Rebar コントロールのすべてのバンドのサイズを変更できます。 バンドの位置またはサイズを変更すると、そのバンドに割り当てられている子ウィンドウのサイズと位置が、Rebar コントロールによって処理されます。 コントロール内のバンドのサイズまたは順序を変更するには、バンドのグリップ バーをクリックしてドラッグします。
次の図は、3 つのバンド構成の Rebar コントロールです。
バンド 0 には、フラットで透明なツール バー コントロールが含まれています。
バンド 1 には、透明な標準ボタンと透明なドロップダウン ボタンが含まれています。
バンド 2 には、コンボ ボックスと 4 つの標準ボタン含まれています。
Rebar コントロール
Rebar コントロールは以下の機能をサポートします。
イメージ リスト。
メッセージ処理。
カスタム描画機能。
標準のウィンドウ スタイルと各種のコントロール スタイル。 スタイルの一覧については、Windows SDK の「Rebar Control Styles」を参照してください。
詳細については、「CReBarCtrl の使い方」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxcmn.h