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CHttpConnection::OpenRequest

HTTP 接続を開きます。

CHttpFile* OpenRequest(
   LPCTSTR pstrVerb,
   LPCTSTR pstrObjectName,
   LPCTSTR pstrReferer = NULL,
   DWORD_PTR dwContext = 1,
   LPCTSTR* ppstrAcceptTypes = NULL,
   LPCTSTR pstrVersion = NULL,
   DWORD dwFlags = INTERNET_FLAG_EXISTING_CONNECT 
);
CHttpFile* OpenRequest(
   int nVerb,
   LPCTSTR pstrObjectName,
   LPCTSTR pstrReferer = NULL,
   DWORD_PTR dwContext = 1,
   LPCTSTR* ppstrAcceptTypes = NULL,
   LPCTSTR pstrVersion = NULL,
   DWORD dwFlags = INTERNET_FLAG_EXISTING_CONNECT 
);

パラメーター

  • pstrVerb
    この要求で使用する動詞が入っている文字列へのポインター。 NULL の場合、"GET" が使用されます。

  • pstrObjectName
    指定した動詞のターゲット オブジェクトが入っている文字列へのポインター。 通常、これはファイル名、実行可能モジュール、または検索指定子です。

  • pstrReferer
    要求された URL (pstrObjectName) から取り出される文書のアドレス (URL) を指定する文字列へのポインター。 NULL の場合、HTTP ヘッダーが指定されます。

  • dwContext
    OpenRequest 操作のコンテキスト ID。 dwContextの詳細については、「解説」を参照してください。

  • ppstrAcceptTypes
    クライアントが受け取った内容の種別を表す文字列への LPCTSTR ポインターの NULL で終わる配列へのポインター。 このパラメーターが NULL の場合、サーバーは、クライアントが "text/*" (テキスト文書だけで、画像などのバイナリ ファイルを含まない) のタイプの文書だけを処理できるものと解釈します。 種別の内容は CGI 変数 CONTENT_TYPE と同一であり、情報を付加したクエリのデータ種別を HTTP POST や PUT などで表します。

  • pstrVersion
    HTTP バージョンを定義する文字列へのポインター。 NULL の場合、"HTTP/1.0" が使用されます。

  • dwFlags
    INTERNET_FLAG_* フラグの任意の組み合わせ。 dwFlags の値については、「解説」を参照してください。

  • nVerb
    HTTP 要求種別に対応する番号。 次のいずれかの値を指定します。

    HTTP 要求種別

    nVerb の値

    HTTP_VERB_POST

    0

    HTTP_VERB_GET

    1

    HTTP_VERB_HEAD

    2

    HTTP_VERB_PUT

    3

    HTTP_VERB_LINK

    4

    HTTP_VERB_DELETE

    5

    HTTP_VERB_UNLINK

    6

戻り値

要求された CHttpFile オブジェクトへのポインターを返します。

解説

dwFlags は、以下のいずれかです。

インターネット フラグ

説明

INTERNET_FLAG_RELOAD

要求されたファイル、オブジェクト、またはフォルダー一覧を、キャッシュからではなく、元のサーバーから強制的にダウンロードします。

INTERNET_FLAG_DONT_CACHE

返されたエンティティをキャシュへ追加しません。

INTERNET_FLAG_MAKE_PERSISTENT

返されたエンティティを永久エンティティとして、キャッシュへ追加します。 これは、標準のキャッシュのクリア、一貫性チェック、またはガベージ コレクションでは、このアイテムをキャッシュから除去できないことを意味します。

INTERNET_FLAG_SECURE

安全なトランザクションを使用します。 これにより、SSL/PCT を使うように変換され、HTTP 要求だけで有効です。

INTERNET_FLAG_NO_AUTO_REDIRECT

HTTP だけで使用され、リダイレクトが CHttpFile::SendRequest で処理されないことを指定します。

コンテキスト ID に独自の値を設定するには、dwContext の既定値をオーバーライドします。 コンテキスト ID は、CInternetSession オブジェクトで作成された CHttpConnection オブジェクトによるこの処理に関連付けられています。 値は CInternetSession::OnStatusCallback に返され、指定された操作のステータスを提供します。 参照してくださいインターネットの最初のステップ:WinInetについてのコンテキスト id。

必要条件

**ヘッダー:**afxinet.h

参照

参照

CHttpConnection クラス

階層図

CHttpFile クラス

CInternetSession クラス

CFtpConnection クラス

CGopherConnection クラス

CInternetConnection クラス

その他の技術情報

CHttpConnection のメンバー