次の方法で共有


CWnd::OnHotKey

ユーザーがシステム全体のホット キーを押すと、フレームワークからこのメンバー関数が呼び出されます。

afx_msg void OnHotKey(
    UINT nHotKeyId, 
    UINT nKey1, 
    UINT nKey2
);

パラメーター

パラメーター

説明

[入力] nHotKeyId

メッセージを生成したホット キーの識別子。 システム定義のホット キーがメッセージを生成した場合、このパラメーターは以下のいずれかの値になります。

  • IDHOT_SNAPDESKTOP - スナップ デスクトップ ホット キーが押されました。

  • IDHOT_SNAPWINDOW - スナップ ウィンドウ ホット キーが押されました。

[入力] nKey1

nKey2 パラメーターで指定されているキーと一緒に押されていたキーを示すフラグのビットごとの組み合わせ (OR)。 次の値を指定できます。

  • MOD_ALT - いずれかの Alt キーが押されていました。

  • MOD_CONTROL - いずれかの Ctrl キーが押されていました。

  • MOD_SHIFT - いずれかの Shift キーが押されていました。

  • MOD_WIN - いずれかの Windows キーが押されていました。 ラベルとして Microsoft Windows ロゴが付いているキーです。

[入力] nKey2

ホット キーの仮想キー コード。

解説

このメソッドは、WM_HOTKEY 通知を受け取ります。この通知については、Windows SDK を参照してください。 このメッセージは、ホット キーを登録したスレッドに関連付けられているメッセージ キューの先頭に配置されます。 システム全体のホット キーを登録するには、RegisterHotKey 関数を使用します。

注意

このメンバー関数は、アプリケーションが Windows メッセージを処理できるようにするためにフレームワークによって呼び出されます。 この関数に渡されるパラメーターの値は、フレームワークがメッセージ受信時に受け取ったパラメーターの値に基づいています。 この関数の基本クラスの実装を呼び出した場合は、関数に渡したパラメーターではなく、メッセージと共に渡されたパラメーター自体が使用されます。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

このメソッドは、Windows Vista およびそれ以降のバージョンでサポートされています。

このメソッドに関するその他の要件については、「Windows Vista コモン コントロールの作成要件」を参照してください。

参照

参照

CWnd クラス

階層図

WM_HOTKEY

概念

CWnd のメンバー