方法 : アイコンをアセンブリに埋め込む
WPF Designer for Visual Studio を使用して、アイコンなどのリソースを Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションに簡単に統合することができます。 Extensible Application Markup Language (XAML) によって提供されているパッケージの URI スキームを使用して、アプリケーションの XAML でリソースを参照します。 詳細については、「WPF におけるパッケージの URI」を参照してください。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
アイコンをアセンブリに埋め込むには
ソリューション エクスプローラーで、使用するプロジェクトを右クリックします。[追加] をポイントし、[新しいフォルダー] をクリックします。 新しいフォルダーに Resources という名前を付けます。
Windows エクスプローラーを使用して、"Blue Lace 16.bmp" などの .bmp ファイルを新しい Resources フォルダーにコピーします。 サポートされるファイルの種類は bmp、dib、gif、jpg、および png です。
ソリューション エクスプローラーで、Resources フォルダーを右クリックし、[追加] をポイントし、[既存の項目] をクリックします。
[既存項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル] をクリックします。
Resources フォルダーに移動し、ビットマップを選択して [追加] ボタンをクリックします。
ビットマップはプロジェクトに追加され、Resources フォルダー内に表示されます。
ソリューション エクスプローラーでビットマップを選択します。
[プロパティ] ウィンドウで、[ビルド アクション] が [Resource] に設定されていることを確認します。
アイコン リソースを参照するには
WPF デザイナーで、アプリケーションのメイン ウィンドウの XAML ファイル (MainWindow.xaml など) を開きます。
XAML ビューで、開始 <Window> タグ内の Icon プロパティを次のパッケージの URI に設定します。
Icon="pack://application:,,,/Resources/Blue Lace 16.bmp"
Window 宣言は、次の XAML のようになります。
<Window x:Class="IconDemo.MainWindow" xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" Title="MainWindow" Height="300" Width="300" Icon="pack://application:,,,/Resources/Blue Lace 16.bmp"> <Grid> </Grid> </Window>
アプリケーションをビルドして実行します。
メイン ウィンドウのアイコンにビットマップが表示されます。