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カスタムのデータベース リファクタリングの種類またはターゲットの作成

Visual Studio Premium および Visual Studio Ultimate には、名前変更、スキーマへの移動、絶対名、ワイルドカード文字の展開という 4 つの一般的なリファクタリングが用意されています。 カスタムのリファクタリングの種類またはターゲットを作成すると、データベース開発で繰り返し発生するその他のタスクを自動化できます。 繰り返し発生するその他のタスクをチームで実行する必要がある場合は、リファクタリングの拡張機能を作成することで、それらのタスクを開発者がより簡単に実行できるようになり、エラーの低減にもつながります。 さらに、新しいリファクタリング コントリビューターを作成することにより、既存のリファクタリングの種類を拡張して、新しいファイルの種類などの新しいターゲットで動作させることもできます。

カスタム リファクタリングの種類とターゲットの配置

新しいリファクタリングの種類またはターゲットが正しく機能することを確認したら、それをチームに配布する必要があります。 リファクタリングの種類またはターゲットを使用する各ユーザーは、使用するコンピューターでそれを登録する必要があります。 手動で拡張機能をインストールおよび登録するように各チーム メンバーに依頼するか、簡単なセットアップ プログラムを作成できます。

一般的なタスク

次の表に、カスタムの種類またはターゲットの作成、登録、および配置を支援する一般的なタスクの説明と、それらのタスクを正常に完了する方法の詳細へのリンクを示します。

一般的なタスク

関連する参照先

リファクタリング コンポーネントがどのように Database Edition の機能拡張と連携して動作するかを学習する: 通常、新しいリファクタリングの種類を作成する場合は、スキーマ モデル、スクリプト ドメイン オブジェクト モデル (スクリプト DOM)、またはその両方との連携が必要になります。

データベース リファクタリングの機能拡張の概要

実習を行う: 選択したオブジェクトの最初の小文字を大文字に変換する、サンプルのリファクタリングの種類を作成できます。 既存のリファクタリングの種類を拡張して、別のファイルの種類をサポートすることもできます。

チュートリアル: 新しいデータベース リファクタリングの種類の作成による大文字と小文字の変更

チュートリアル: データベースの名前変更リファクタリングを拡張してテキスト ファイルで動作させる

リファクタリングの種類またはターゲットをインストールおよび登録する: カスタムのリファクタリングの種類を使用する前に、その種類の定義を含むアセンブリをインストールする必要があります。 さらに、その種類またはターゲットを登録する必要があります。

方法: 拡張機能を登録および管理する

リファクタリングの種類またはターゲットをチーム メンバーに配布する: 新しいリファクタリングの種類を使用するチーム内の各メンバーは、関連するアセンブリを自分のコンピューターにインストールする必要があります。 手動で拡張機能をインストールおよび登録するように各チーム メンバーに依頼するか、簡単なセットアップ プログラムを作成できます。

方法: カスタムの拡張機能をチーム メンバーに配布する

関連するシナリオ

  • Visual Studio のデータベース機能の拡張
    新しいリファクタリングの種類またはターゲットを作成する前に、Visual Studio Premium および Visual Studio Ultimate でサポートされている機能拡張の種類についての理解を深めることができます。

  • データベースのコードとデータのリファクタリング
    データベース リファクタリングを使用すると、データベース開発で繰り返し発生するタスクにかかる時間と手間を軽減できます。たとえば、オブジェクトへの参照の名前をすべて変更したり、オブジェクトを別のスキーマに移動したりできます。