方法: 手動テストをリセットする
Microsoft テスト マネージャーを使用してテストを実行し、誤りがあることに気付いた場合、このテストを再起動することができます。 テスト ランナーからテストを再起動するには、そのテストをリセットして、直ちにもう一度実行できます。
手動テストを終了し、そのテスト結果を保存した後で、もう一度テストを実行するためにテストをリセットする場合があります。 次の状況では、実行結果がブロックまたは失敗の状態となっているテストをアクティブ状態にリセットしなければならないことがあります。
テストを実行した後に、結果を保存してバグを送信した場合。 開発者がバグを修復し、テストを実行してその修復を確認する場合。
他のテストをブロックしたバグが修復されたと確認された後で、ブロックされたすべてのテストをリセットする場合があります。
テストを実行し、結果を失敗に割り当てた場合。 ただし、その問題はテストにあり、テスト中のアプリケーションには問題はないと判断します。 テストを変更して問題を修復し、変更されたテストをアクティブなリストに追加して、正しいテストを実行することが必要となります。
テスト結果を保存したかどうかにより、テストを再実行するためのリセット方法が変わります。 次の手順では、手動テストをリセットする方法を説明します。1 つの方法では結果が保存済みで、もう 1 つの方法では結果が保存されていません。
テスト ランナーで手動テストをリセットするには (結果が保存されていない場合)
Microsoft テスト マネージャーで手動テストをリセットするには (結果が保存済みの場合)
注意
テストを再実行するために、テスト状態をアクティブにリセットする必要はありません。 テスト (複数可) を選択し、[実行] をクリックします。
テスト ランナーで手動テストをリセットするには (結果が保存されていない場合)
テスト ランナーで、ツール バーの [リセット] をクリックします。
注意
このテストの実行時にバグが既に作成されている場合は、テスト結果が保存済みのバグに関連付けられているため、テスト ランナーからこのテストをリセットできません。 このテストを保存し、Microsoft テスト マネージャーからのテストのリセットに関するトピックに記載されている手順を使用してリセットする必要があります。
ダイアログ ボックスでは、選択したテスト ケースをリセットするとそのテスト結果と添付ファイルが失われるという警告が表示されます。 [リセット] をクリックします。
テスト ケースは元の状態に戻ります。 添付ファイルとテスト結果はテスト ケースからすべて削除され、何も保存されません。 これでテスト ケースを再び実行できます。
Microsoft テスト マネージャーで手動テストをリセットするには (結果が保存済みの場合)
テスト ランナーでテスト結果を保存した場合は、テストの ID と名前をメモしてからテスト ランナーを閉じます。 テスト マネージャーでテスト アクティビィティ センターを開いたら、この ID と名前を使用してテストを特定します。
テスト マネージャーを開きます。
センター グループ スイッチャーの下向きの矢印をクリックし、[テスト センター] を選択します。
テスト アクティビティ センターが開きます。
センター グループ メニュー バーで、[テスト] をクリックします。
左ペインで、リセットするテスト ケースが含まれているテスト計画またはテスト計画の下のテスト スイートを選択します。
右側のペインの [ブロック]、[成功]、または [失敗] のいずれかのセクションで、再実行するテストを右クリックし、[テストをアクティブにリセット] をポイントします。
これで、このテストが [アクティブ] セクションに表示されます。
注意
このリセット操作によって、前のテスト結果は影響を受けません。