/langversion (Visual Basic)
コンパイラが、指定された言語バージョンの Visual Basic に含まれる構文のみを受け入れるようにします。
/langversion:version
引数
- version
必ず指定します。 コンパイル中に使用する言語バージョンを示します。 指定できる値は 9、9.0、10、および 10.0 です。
解説
/langversion オプションは、コンパイラが受け入れる構文を指定します。 たとえば、言語バージョンが 9.0 であることを指定すると、バージョン 10.0 以降でのみ有効な構文に対し、コンパイラでエラーが生成されます。
このオプションは、異なるバージョンの .NET Framework を対象とするアプリケーションを開発する場合に使用できます。 たとえば、.NET Framework 3.5 を対象とする場合、このオプションを使用することで、言語バージョン 10.0 からの構文を使用しないことを保証できます。
/langversion は、コマンド ラインからのみ直接設定できます。 詳細については、「対象となる特定の .NET Framework のバージョンまたはプロファイルの指定」を参照してください。
使用例
次のコードでは、Visual Basic 9.0 の sample.vb をコンパイルします。
vbc /langversion:9.0 sample.vb
参照
参照
コンパイル コマンド ラインのサンプル (Visual Basic)