方法: クイックアクセスツールバーをカスタマイズする

クイックアクセスツールバー (QAT: Quick Access Toolbar) は、アプリケーションボタンの横またはカテゴリタブの下に表示されるコマンドセットを含むカスタマイズ可能なツールバーです。次の図は、標準的なクイックアクセスツールバーを示しています。

MFC リボンのクイックアクセスツールバー

クイックアクセスツールバーをカスタマイズするには、プロパティ ウィンドウでクイックアクセスツールバーを開き、そのコマンドを変更して、リボンコントロールをプレビューします。

クイックアクセスツールバーのプロパティ

クイックアクセスツールバーのプロパティの定義を次の表に示します。

プロパティ	定義
[QAT の位置]	アプリケーションの開始時のクイックアクセスツールバーの位置を指定します。指定できる位置は、リボンコントロールの [上] または [下] です。
[QAT 項目]	クイックアクセスツールバーで使用できるコマンドを指定します。

プロパティ ウィンドウで、**[QAT 項目]**をクリックし、省略記号ボタン (...) をクリックします。
[QAT 項目エディター] ダイアログボックスで、[追加] ボタンと [削除] ボタンを使用して、クイックアクセスツールバーのコマンドの一覧を変更します。
クイックアクセスツールバーと [クイックアクセスツールバー] メニューの両方にコマンドを表示するには、コマンドの横のボックスをオンにします。メニューにのみコマンドを表示する場合は、ボックスをオフにします。

クイックアクセスツールバーのコマンドは、デザインサーフェイスには表示されません。コマンドを表示するには、リボンをプレビューするか、アプリケーションを実行する必要があります。