Event.partition<'T,'Del> 関数 (F#)
更新 : 2010 年 9 月
イベント引数に述語を適用すると true が返る場合は、元のイベントを待機して 1 番目の結果イベントをトリガーする新しいイベントを返し、false が返る場合は 2 番目のイベントをトリガーする新しいイベントを返します。
名前空間/モジュール パス: Microsoft.FSharp.Control.Event
アセンブリ: FSharp.Core (FSharp.Core.dll)
// Signature:
Event.partition : ('T -> bool) -> IEvent<'Del,'T> -> IEvent<'T> * IEvent<'T> (requires delegate)
// Usage:
Event.partition predicate sourceEvent
パラメーター
戻り値
イベントの組。 述語が true と評価されると最初のイベントがトリガーされ、述語が false と評価されると 2 番目のイベントがトリガーされます。
解説
この関数は、コンパイルされたアセンブリでは Partition という名前です。 F# 以外の言語から、またはリフレクションを使用してこの関数にアクセスする場合は、この名前を使用します。
使用例
Event.partition 関数を使用して、1 つのイベントを独自のイベント処理コードを持つ 2 つのイベントに分割する方法を次のコード例に示します。
open System.Windows.Forms
open System.Drawing
let form = new Form(Text = "F# Windows Form",
Visible = true,
TopMost = true)
let (event1, event2) =
form.MouseMove
|> Event.partition (fun evArgs -> evArgs.X > 100)
event1 |> Event.add ( fun evArgs ->
form.BackColor <- System.Drawing.Color.FromArgb(
evArgs.X, evArgs.Y, evArgs.X ^^^ evArgs.Y))
event2 |> Event.add ( fun evArgs ->
form.BackColor <- System.Drawing.Color.FromArgb(
evArgs.Y, evArgs.X, evArgs.Y ^^^ evArgs.X))
プラットフォーム
Windows 7、Windows Vista SP2、Windows XP SP3、Windows XP x64 SP2、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2003 SP2
バージョン情報
F# ランタイム
サポート対象: 2.0、4.0
Silverlight
サポート: 3
参照
その他の技術情報
Microsoft.FSharp.Control 名前空間 (F#)
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
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2010 年 9 月 |
コード例を追加。 |
情報の拡充 |