方法: ロード テスト エディターを使用してシナリオの開始時刻を遅らせる
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新しいロード テスト ウィザードでロード テストを作成した後で、ロード テスト エディターを使用して、テストのニーズや目標に合わせてシナリオのプロパティを変更できます。 詳細については、「方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して新しいロード テストを作成する」を参照してください。
注意
ロード テスト シナリオの各プロパティとその説明の一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。
ロード テスト エディターを使用して、[プロパティ] ウィンドウで [開始時刻の遅延] プロパティを変更することにより、ロード テストのシナリオを開始する前に遅延を指定できます。
たとえば、あるシナリオが作成を開始した項目を別のシナリオが使用する場合などに、"開始時刻の遅延" プロパティを使用することをお勧めします。 項目を使用する側のシナリオを遅延させて、項目を作成する側のシナリオがデータを作成できるようにします。
また、このプロパティは、あるシナリオを特定の時刻にのみ実行する場合にも使用できます。 この場合、シナリオの開始を遅延させて、この状況をシミュレートします。
注意
実行設定プロパティとその説明の一覧については、「ロード テスト シナリオのプロパティ」を参照してください。
シナリオの開始時刻の遅延を指定するには
ロード テストを開きます。
ロード テスト エディターが表示されます。 ロード テスト ツリーが表示されます。
ロード テスト ツリーの [シナリオ] フォルダーで、開始時刻の遅延を指定するシナリオのノードをクリックします。
[表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウに、シナリオのカテゴリおよびプロパティが表示されます。
[開始時刻の遅延] プロパティのテキスト ボックスに、ロード テストの実行時における、ロード テストを開始してからシナリオが開始されるまでの待機時間を入力します。
注意
当該シナリオの [ウォームアップ時に無効化] プロパティの値が [True] に設定されている場合、[開始時刻の遅延] プロパティの時間値は、ウォームアップ期間の終了後に適用されます。 [ウォームアップ時に無効化] シナリオ プロパティを使用して、ウォーム アップ時に実行するシナリオを制御できます。 詳細については、「方法: ウォームアップ期間中のシナリオの実行を有効または無効にする」を参照してください。
プロパティを変更したら、[ファイル] メニューの [保存] をクリックします。 次に、新しい [開始時刻の遅延] の値を使用して、ロード テストを実行します。
参照
処理手順
方法: 新しいロード テスト ウィザードを使用して、ユーザー アクティビティ、テスト、ブラウザー、ネットワークのモデル化に必要なシナリオを作成する
方法: テスト設定で指定されたテスト コントローラーおよびテスト エージェントを使用してロード テストを実行する
その他の技術情報
ロード テスト エディターを使用したロード テスト シナリオの編集
新しいロード テスト ウィザードを使用したロード テストの作成