コード化された UI テスト用の Excel アドインのサンプル
Microsoft Excel のサンプル アドインは Excel ワークシートのコード化された UI テストをサポートするために特別に設計されており、Visual Studio Premium または Visual Studio Ultimate 内で実行されます。アドインは Visual Studio Tools for Office を使用して作成されます。
Excel アドインを作成する方法の詳細については、「チュートリアル : 初めての Excel 用アプリケーション レベルのアドインの作成」を参照するか、MSDN で「Excel アドイン」を検索してください。
Excel アドインは、Excel のコード化された UI テストの拡張機能に関するこのドキュメントの主題から外れますが、役に立つと思われる事柄をいくつか記載しておきます。
このアドインの重要な構成要素
ThisAddIn クラス - ExcelUICommunicator と Excel 用にコード化された UI テストの拡張子のサンプル の間の .NET リモート処理チャネルを管理します。
ExcelCodedUIAddinHelper_TemporaryKey.pfx - アドイン テスト用のセキュリティ証明書。
ExcelUICommunicator クラス - このクラスは IExcelUICommunication インターフェイスを実装します。
ThisAddIn クラス
このクラスのほとんどは、実際には Excel アドイン プロジェクトの作成時に ThisAddIn.Designer.cs ファイル内の Visual Studio Tools for Office によって生成されます。
実装する必要のあるメンバーはイベント ハンドラーの ThisAddIn_Startup() と ThisAddIn_Shutdown() です。 これらはそれぞれ、ExcelUICommunicator によって使用される .NET リモート処理チャネルを初期化する、または閉じます。
ExcelCodedUIAddinHelper_TemporaryKey.pfx
このファイルに含まれている一時的なセキュリティ証明書は Visual Studio Tools for Office によって生成され、アドインと拡張機能をテストするために Excel プロセス内で動作するアクセス許可をアドイン アセンブリに付与します。 この証明書は削除し、プロジェクトの [プロパティ] ウィンドウの [署名] タブで新しい証明書を作成するか、独自のテスト証明書をアタッチする必要があります。
ExcelUICommunicator クラス
このクラスは、IExcelUITestCommunication インターフェイスを実装して、要求された UI 情報を Excel オブジェクト モデルから取得します。 詳細については、「Excel Communicator インターフェイスのサンプル」を参照してください。
参照
処理手順
チュートリアル : 初めての Excel 用アプリケーション レベルのアドインの作成
参照
概要 (Visual Studio Tools for Office での操作方法)