__slwpcb
更新 : 2011 年 3 月
Visual Studio 2010 SP1 が必要です。
Microsoft 固有の仕様 →
Lightweight Profiling (LWP) 命令 slwpcb を生成して、内部 Lightweight Profiling 状態をリング バッファーにフラッシュし、現在アクティブな Lightweight Profiling コントロール ブロック (LWPCB) のアドレスを返します。
void * __slwpcb ();
パラメーター
なし。
戻り値
現在アクティブな LWPCB の実効アドレス。
必要条件
組み込み |
アーキテクチャ |
---|---|
__slwpcb |
LWP |
ヘッダー ファイル <intrin.h>
解説
この組み込みでは、内部 LWP ハードウェア状態を現在アクティブなリング バッファーにフラッシュし、現在アクティブな LWPCB のアドレス (このリング バッファーへのポインターを含む) を返すコードを生成します。
slwpcb 命令は、LWP ファミリの命令の一部です。LWP 命令を使用するには、ハードウェア サポートとオペレーティング システム サポートの両方が必要です。 LWP に対するハードウェア サポートを確認するには、InfoType を 0x80000001 にして __cpuid 組み込みを呼び出し、CPUInfo[2] (ECX) のビット 15 をチェックします。 このビットは、LWP がサポートされている場合は 1 になり、サポートされていない場合は 0 になります。 LWP がプロセッサでサポートされていることを確認したら、InfoType を 0x8000001C にして __cpuid 組み込みを呼び出し、CPUInfo[0] (EAX) のビット 0 をチェックします。 このビットは、オペレーティング システムで LWP が使用できる状態になっている場合は 1 になり、使用できない状態の場合は 0 になります。 この __cpuid テストでは、LWP の実装に関する追加情報も返されます。 詳細については、__llwpcb および AMD の「Lightweight Profiling Specification (Lightweight Profiling の仕様)」(公開番号 43724) を参照してください。
例については、「__llwpcb」を参照してください。
参照
その他の技術情報
Visual Studio 2010 SP1 用に追加された LWP 組み込み
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
---|---|---|
2011 年 3 月 |
このコンテンツを追加。 |
SP1 機能変更 |