CWnd::accSelect
選択を変更するため、または指定されたオブジェクトのキーボード フォーカスを移動するために、フレームワークによって呼び出されます。
virtual HRESULT accSelect(
long flagsSelect,
VARIANT varChild
);
パラメーター
flagsSelect
現在の選択項目やフォーカスを変更する方法を指定します。 Windows SDK の「IAccessible::accSelect」で「flagsSelect」を参照してください。varChild
選択するオブジェクトを指定します。 このパラメーターには、CHILDID_SELF (オブジェクト自体を選択する場合)、または子 ID (オブジェクトの子を選択する場合) を指定できます。
戻り値
正常に終了した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、COM エラー コードを返します。 Windows SDK の「IAccessible::accSelect」で「Return Values」を参照してください。
解説
この関数は、MFC の Active Accessibility でサポートされています。
ウィンドウのないユーザー インターフェイス要素 (MFC によって処理されるウィンドウなしの ActiveX コントロールを除く) がある場合は、CWnd 派生クラスでこの関数をオーバーライドします。
詳細については、Windows SDK の「IAccessible::accSelect」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxwin.h