多階層データベース アプリケーションのデバッグ
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多階層のデータベース アプリケーションのデバッグは、複雑なプロセスです。これは、あるコンピューターで実行されているアプリケーションのデバッグから、別のコンピューターの別のプロセスで実行されているデータベース コードのデバッグに切り替える必要があるためです。アプリケーションが物理的に分散していない場合でも、マネージ言語またはネイティブ言語で記述された中間層のプロセスから、SQL Server 2005 以降の SQL Server 内で実行されているプロセスに、コンテキストが変わります。
多階層のデバッグを考慮する場合、3 つの段階があります。
デバッグは、ストアド プロシージャを呼び出すクライアントまたは中間層アプリケーションから開始されます。
実行のスレッドをストアド プロシージャの Transact-SQL までたどることができます。トリガーやユーザー定義関数など、データベース オブジェクトがかかわることもあります。
戻り値を検証するために、実行のスレッドをたどって元の階層に戻ることもできます。また、必要に応じてその他のデバッグも実行できます。
ここでは、必要なセットアップ手順について説明し、多階層のアプリケーションをデバッグする方法についてサンプルを示します。
データベース オブジェクトのデバッグ手順の詳細については、「Transact-SQL データベース オブジェクトのデバッグ」を参照してください。
このセクションの内容
方法: 多階層デバッグを有効にする
多階層の SQL Server アプリケーションのデバッグを有効にするために必要な追加のセットアップ手順について説明します。方法: 多階層データベース アプリケーションをデバッグする
分散データベース アプリケーションのデバッグ方法を示すサンプル コードを紹介します。
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