発行ウィザード
発行ウィザードを使用すると、アプリケーションを発行する場所を指定できます。
注意
発行ウィザードは、WPF Web ブラウザー アプリケーションでは使用できません。
このウィザードを表示するには、ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードを選択し、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。 プロジェクト デザイナーが表示されたら、[発行] タブをクリックします。 [発行] ページで、[発行ウィザード] をクリックします。
発行ウィザードは複数のページで構成され、その内容は指定する発行場所の種類に応じて異なる場合があります。 以下の各セクションでは、ウィザードのページについて説明します。
[アプリケーションをどこに発行しますか?]
[このアプリケーションを発行する場所を指定してください]
アプリケーションは、Web サイト、FTP サーバー、またはファイル パスに対して発行できます。 このパスは、プロジェクト デザイナーで指定する発行場所と同じです。 [発行] ページ (プロジェクト デザイナー) を参照してください。 場所は、ディスク パス、ファイル共有、FTP サイト、または Web サイト URL として入力します。または、[参照] をクリックして場所を参照します。[ディスク パス] アプリケーションを CD-ROM または DVD-ROM にコピーできるローカル ディスクのパスを指定します。 パスは標準的な Windows 形式の相対パスまたは絶対パスにできます。たとえば、C:\Deploy\MyApplication や \MyApplication のように指定します。
[ファイルの共有] UNC (Universal Naming Convention) パスを使用して、アプリケーション配布元のファイル共有を指定します。たとえば、\\ServerName\MyApplication\ のように指定します。
[FTP サーバー] FTP を使用してアプリケーションをダウンロードできる Web サイトのパスを指定します。たとえば、ftp://ftp.contoso.com/MyApplication のように指定します。
[Web サイト] HTTP を使用してアプリケーションをダウンロードできる Web サイトの URL を指定します。たとえば、https://www.contoso.com/MyApplication のように指定します。 Web サイトを指定する場合は、次のページをスキップして、[アプリケーションはオフラインでも利用できますか?] に直接進みます。
ClickOnce を使用してアプリケーションの複数のバージョンをインストールすると、以前のバージョンのアプリケーションは、指定した発行場所の Archive というフォルダーに移されます。 以前のバージョンがこのようにアーカイブされることで、インストール ディレクトリが以前のバージョンのフォルダーから分離されます。
[ユーザーはアプリケーションをどのようにインストールするのですか?]
[Web サイトから]
アプリケーションの配置元 Web サーバーまたは FTP サーバーの URL を指定します。 前のページで FTP サーバーを指定した場合は、このオプションが既定で選択されます。[UNC パスまたはファイル共有から]
ファイル共有を指定すると、[UNC パスを指定してください] に表示されます。 前のページで UNC パスまたはファイル共有を指定した場合は、このオプションが既定で選択されます。[CD-ROM または DVD-ROM から]
前のページでディスク パスを指定した場合は、このオプションが既定で選択されます。 このオプションをオンにすると、インストール CD-ROM またはインストール DVD-ROM のルート レベルに autorun.inf ファイルが生成されます。autorun ファイルは、ユーザーがコンピューターに CD-ROM または DVD-ROM を挿入すると、自動的にインストールを開始します。
[アプリケーションはオフラインでも利用できますか?]
注意
このページは、Web サイトまたはファイル共有からアプリケーションを配置する場合にのみ表示されます。
[はい、このアプリケーションはオンラインでもオフラインでも利用できます]
ユーザーがオフラインでインストールにアクセスできるように、[スタート] メニューにショートカットが追加されます。 また、ユーザーはコントロール パネルの [プログラムの追加と削除] でアプリケーションをアンインストールできます。 これは、既定の設定です。[いいえ、このアプリケーションはオンラインでのみ利用できます]
ショートカットは、[スタート] メニューに追加されません。 アプリケーションは発行場所から直接実行されます。
[アプリケーションの更新はどこで確認するのですか?]
注意
このページは、ディスク パスからアプリケーションを配置する場合にのみ表示されます。 配置の場所が Web サイトまたはファイル共有である場合、[アプリケーションの更新] ダイアログ ボックスで指定した場所からアプリケーションの更新が確認されます。
[次の場所からアプリケーションの更新を確認する]
アプリケーションの更新をホストするサーバーの URL を指定するには、このオプションをオンにします。 既定の場所は、[アプリケーションの更新] ダイアログ ボックスで指定した場所と同じです。[アプリケーションの更新を確認しない]
アプリケーションの更新を確認しない場合は、このオプションをオンにします。 既定では、このチェック ボックスはオンになっています。