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BuildManager.BuildDesignTimeOutput メソッド

  • [アーティクル]

一時的にポータブル実行可能 (PE) ファイル (PE: Portable Executable) を作成し、その記述を XML 文字列で返します。

名前空間:  VSLangProj
アセンブリ:  VSLangProj (VSLangProj.dll 内)

構文

'宣言
Function BuildDesignTimeOutput ( _
    bstrOutputMoniker As String _
) As String

string BuildDesignTimeOutput(
    string bstrOutputMoniker
)

String^ BuildDesignTimeOutput(
    [InAttribute] String^ bstrOutputMoniker
)

abstract BuildDesignTimeOutput : 
        bstrOutputMoniker:string -> string 

function BuildDesignTimeOutput(
    bstrOutputMoniker : String
) : String

パラメーター

  • bstrOutputMoniker
    型: System.String
    必ず指定します。作成する一時的な PE に対するモニカー文字列。モニカー文字列は、DesignTimeOutputMonikers プロパティによって返される文字列のいずれかであることが必要です。

戻り値

型: System.String
XML による PE の記述は、次の形式に従います。ここでは、DataSchema.cs という名前のカスタム ツール出力ファイルが例として使用されています。

<root>
  <Application private_binpath = "AbsoluteTemporaryOutputPath"/>
  <Assembly
    codebase = "DataSchema.cs.dll"
    name = "DataSchema.cs"
    version = "0.0.0.0"
    snapshot_id = "0"
    replaceable = "True"
  />
</root>

属性の説明は、以下のとおりです。

属性

説明

private_binpath

一時的な PE が格納されているディレクトリの完全パスです。このパスを codebase 属性と組み合わせて、一時的な PE アセンブリへの完全パスを作成します。

codebase

private_binpath を基準にした一時的な PE のパスとファイル名。

name

生成されるアセンブリの .NET Framework 簡易名です。

version

メジャー、マイナー、ビルド、リビジョンの各バージョン番号です。値は常に "0.0.0.0" です。

snapshot_id

PE が再コンパイルされるたびにインクリメントされる整数値。

replaceable

プロジェクト システムがアセンブリを置換できるかどうか、およびデザイナーがファイルに対する書き込みロックを保持しないようにするかどうかを示します。常に true に設定されます。

解説

このメソッドによって返される XML 文字列は、一時的な PE ファイルを指定します。 デザイナーは、PE ファイルの種類を読み込むことにより、ファイルの種類をインスタンス化します。

例

「BuildManager」を参照してください。

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。 このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。 詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

BuildManager インターフェイス

VSLangProj 名前空間