方法: エンコーディングを使用してファイルを管理する
作成したコードを特定の言語および特定のプラットフォームで簡単に表示できるようにするには、ファイルに特定の文字エンコーディングを関連付けます。 各エンコーディングの次の制限に注意してください。
ANSI エンコーディングでは、現在のコード ページでサポートされる文字だけを使用できます。完全には対応できない言語があります。
Unicode エンコーディングは、各国語文字に対して使用できます。 ただし、Visual SourceSafe 6.0 以前を使用している場合、Unicode エンコーディングはバイナリ ファイルとして処理されるため、共有チェック アウト、相違チェック、およびマージ機能は使用できません。
UTF8 エンコーディングは、各国語文字に対して使用できます。 ただし、Visual SourceSafe 6.0 以前では、UTF8 エンコーディングを使用しないでください。使用すると、チェック イン、チェック アウト、相違チェック、およびマージの実行の際にファイルが変更され、ファイルの内容が誤って処理されたり、破損することがあります。
Visual SourceSafe 7.0 以降では、Unicode または UTF8 エンコーディングを使用してファイルを正しく処理できます。
ファイルを開く
ファイルの編集に使用するエディターを選択できます。 ファイルを開くときに使用可能なエディターの一覧は、開くファイルまたは作成するファイルの種類によって決まります。
Unicode エンコーディングをサポートするエディターでファイルを開くには
[ファイル] メニューの [開く] をクリックし、[ファイル] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、[開く] ボタンの横にある矢印をクリックし、[ファイルを開くアプリケーションの選択] をクリックします。
[ファイルを開くアプリケーションの選択] ダイアログ ボックスの一覧から、[エンコード付き XML エディター] のようなエンコーディングをサポートするエディターを選択します。
[OK] をクリックします。
[エンコード] ダイアログ ボックスの [エンコード] ドロップダウン リストから正しいエンコーディングを選択します。
[OK] をクリックします。
ファイルの保存
西ヨーロッパ言語や東ヨーロッパ言語などの各言語をサポートするために、作成したコードを Unicode エンコーディングまたは別のコード ページで保存することもできます。 作成したコードを特定の言語で簡単に表示できるように、特定の文字エンコーディングをファイルに関連付けることができます。また、特定のオペレーティング システムをサポートするために、改行コードの種類を指定できます。 また、ファイル名に使用されている文字の中には、Unicode エンコーディングで保存しないと保存できないものがあります。
ファイルを別のエンコーディングまたは改行の種類を使用して保存するには
[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
[名前を付けてファイルを保存] ダイアログ ボックスで、[保存] ボタンの横にある矢印をクリックし、[エンコード付きで保存] をクリックします。
[保存オプションの詳細設定] ダイアログ ボックスの [エンコード] の一覧で、使用するエンコーディングをクリックします。
[行の終わり] の一覧で、必要な改行コードの種類をクリックします。
注意
Unicode エンコーディングを使用してファイルを保存し、Visual SourceSafe Version 6 以前を使用している場合、Visual SourceSafe にこのファイルをバイナリ ファイルとしてチェックインします。 Visual SourceSafe Version 6 以前のバージョンでは、Unicode として保存されたファイル間のマージ、比較、差分表示はサポートされていません。 Visual SourceSafe Version 7.0 以降のバージョンでは、Unicode と UTF8 形式のファイルに対してすべての機能を安全に使用できます。
参照
参照
[全般] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディター])