IUnknown 実装クラス
IUnknown とそれに関連するメソッドを実装するクラスを次に示します。
CComObjectRootEx 集約されるオブジェクトと集約されないオブジェクトのそれぞれの参照カウントを管理します。 また、このクラスを使用すると、スレッド モデルを指定することもできます。
CComObjectRoot 集約されるオブジェクトと集約されないオブジェクトのそれぞれの参照カウントを管理します。 サーバーの既定のスレッド モデルを使用します。
CComAggObject 集約されるオブジェクトの IUnknown を実装します。
CComObject 集約されないオブジェクトの IUnknown を実装します。
CComPolyObject 集約されるオブジェクトと集約されないオブジェクトの IUnknown を実装します。 CComPolyObject を使用すると、モジュール内に CComAggObject と CComObject の両方が混在するのを避けることができます。 単一の CComPolyObject オブジェクトで、集約されるオブジェクトと集約されないオブジェクトの両方を処理できます。
CComObjectNoLock モジュールのロック カウントを変更せずに、集約されないオブジェクトの IUnknown を実装します。
CComTearOffObject ティアオフ インターフェイスの IUnknown を実装します。
CComCachedTearOffObject "キャッシュに格納されている" ティアオフ インターフェイスの IUnknown を実装します。
CComContainedObject 集約またはティアオフ インターフェイスの内部オブジェクトの IUnknown を実装します。
CComObjectGlobal オブジェクトが削除されないように、モジュールの参照カウントを管理します。
CComObjectStack IUnknown のスケルトンを実装して、一時的な COM オブジェクトを作成します。