リスト コントロールとリスト ビュー
MFC では、利便性を考慮して以下の 2 種類の方法でリスト コントロールをカプセル化します。 その方法を次に示します。
CListViewリスト コントロールをカプセル化する MFC のドキュメント/ビュー アーキテクチャとは、統合をできるだけ容易にCEditViewエディット コントロールをカプセル化します。コントロールを MFC ビューの全体の表面領域を塗りつぶします。 MFC ビューは、CListView にキャストされるコントロールです。
CListView オブジェクトは CCtrlView およびその基本クラスから派生し、基となるリスト コントロールを取得するメンバー関数が追加されます。 この CListView オブジェクトをビューとして扱うには、ビューのメンバー関数を使用します。 GetListCtrl メンバー関数を使用して、リスト コントロールのメンバー関数へのアクセスを取得します。 これらのメンバーは以下の目的に使用します。
リストの "項目" の追加、削除、または操作
リスト コントロール属性の設定または取得
CListView の基になる CListCtrl への参照を取得するには、リスト ビュー クラスから GetListCtrl を呼び出します。
CListCtrl& listCtrl = GetListCtrl();
このドキュメントでは、リスト コントロールの 2 つの使い方について説明します。