クラスの追加
Visual C++ プロジェクトにクラスを追加するには、ソリューション エクスプローラーで、プロジェクトを右クリックし、[追加] をクリックして、[クラス] をクリックします。 これによって、[クラスの追加] ダイアログ ボックス ダイアログ ボックスが表示されます。
クラスを追加するときは、MFC または ATL の既存のクラスとは異なる名前を指定する必要があります。 ライブラリに既に存在する名前を指定すると、指定した名前が予約済みであることを示すメッセージが Visual C++ で表示されます。
Visual C++ では大文字と小文字が区別されるため、プロジェクトの名前付け規則で既存の名前を使用する必要がある場合は、その名前の 1 つまたは複数の文字について大文字と小文字を変更できます。 たとえば、クラスの名前を CDocument にすることはできませんが、cdocument という名前にすることはできます。
追加するクラスをクリックしてください
[クラスの追加] ダイアログ ボックスで、左ペインの [Visual C++] ノードを展開すると、インストールされたテンプレートのグループがいくつか表示されます。 [CLR]、[ATL]、[MFC]、[C++] などのグループが表示されます。 グループを選択すると、そのグループの使用可能なテンプレートが中央のペインに表示されます。 それぞれのテンプレートには、クラスに必要なファイルおよびソース コードが格納されます。
新しいクラスを生成するには、中央のペインでテンプレートを選択し、[名前] ボックスに名前を入力して、[追加] をクリックします。 クラス追加ウィザードが開いて、そのクラスに対するオプションを指定できるようになります。
MFC クラスを作成する方法の詳細については、「MFC クラスの追加」を参照してください。
ATL クラスを作成する方法の詳細については、「ATL シンプル オブジェクトの追加」を参照してください。
注意
[MFC に ATL サポートを追加] テンプレートでは、クラスは作成されず、ATL を使用するようにプロジェクトが構成されます。 詳細については、「MFC プロジェクトへの ATL サポートの追加」を参照してください。
MFC、ATL、または CLR を使用しない C++ クラスを作成するには、インストールされたテンプレートの [C++] グループの [C++ クラス] テンプレートを使用します。 詳細については、「一般 C++ クラスの追加」を参照してください。
2 種類のフォーム ベースの C++ クラスが用意されています。 1 つは CFormView クラス で、MFC クラスが作成されます。 もう 1 つは、CLR クラスである Windows フォームを作成します。