チャネル (スレッド ビュー)
同時実行ビジュアライザーは 4 種類のチャネルを示します: チャネル、ディスク チャネル、マーカー チャネルと GPU チャネルに実行します。
スレッド チャネル
スレッド チャネルには、1 つのスレッドだけについて、その状態が色で示されます。チャネル名の上にマウスのカーソルを置くと、そのスレッドの開始関数が表示されます。同時実行ビジュアライザーは、数種類のスレッドを検出します。最も一般的なスレッドを次の表に示します。
メイン スレッド |
アプリケーションを起動したスレッド。 |
ワーカー スレッド |
アプリケーションのメイン スレッドによって作成されたスレッド。 |
CLR ワーカー スレッド |
共通言語ランタイム (CLR) によって作成されたワーカー スレッド。 |
デバッガー ヘルパー |
Visual Studio デバッガーによって作成されたワーカー スレッド。 |
ConcRT スレッド |
Microsoft 同時実行ランタイムによって作成されたスレッド。 |
GDI スレッド |
GDIPlus によって作成されたスレッド。 |
OLE/RPC スレッド |
RPC ワーカー スレッドによって作成されたスレッド。 |
RPC スレッド |
RPC スレッドによって作成されたスレッド。 |
Winsock スレッド |
Winsock スレッドによって作成されたスレッド。 |
スレッド プール |
CLR スレッド プールによって作成されたスレッド。 |
ディスク チャネル
ディスク チャネルは、コンピューターの物理ドライブに対応します。システム上の各物理ドライブの読み取り操作および書き込み操作用に個別のチャネルがあるため、各ドライブには 2 つのチャネルがあります。ディスクの番号は、カーネル デバイス名に対応します。ディスク チャネルは、ディスク、アクティビティがある場合にのみ表示されます。
マーカー チャネル
マーカー チャネルを使用するライブラリとアプリケーションによって生成されたイベントに対応します。たとえば、タスク並列ライブラリ、並列パターン ライブラリおよび C++ AMP はマーカーとして表示されるイベントを生成します。各マーカー チャネルがチャネルについての横に表示されるスレッドの ID に関連付けられています。ID は、イベントを生成したスレッドを識別します。チャネルについては、イベントを生成した Windows イベント トレーシング (ETW プロバイダーの名前が含まれます。同時実行ビジュアライザー SDKの頻度表示のイベントも、ファミリ名表示されます。
GPU チャネル
システムの DirectX 11 のアクティビティに関する GPU の頻度表示します。グラフィックス カードに関連付けられた DirectX の各エンジンは別のチャネルがあります。個々のセグメントは、 DMA パケットを処理する費やされた時間を表します。