クイック スタート: Windows ランタイムを使用したアプリ設定の追加
[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]
このクイック スタートでは、Windows ランタイム クラスを使って設定コントラクトを実装する手順について説明します。ただし、「クイック スタート: JavaScript 用 Windows ライブラリを使ったアプリ設定の追加」の手順に従うことをお勧めします。C++/C#/VB と XAML を使ってアプリを作っている場合は、代わりに「クイック スタート: アプリ設定の追加」をご覧ください。
必要条件
「アプリ設定のガイドライン」をご覧ください。
1. 設定で表示するコマンドの指定
設定ウィンドウの CommandsRequested イベントをリッスンします。
関連付けられているコールバックでコマンドを指定します。それぞれのコマンドについて、次の手順を行います。
- SettingsCommand.Id と、ローカライズされた SettingsCommand.Label を指定します。
- ユーザーがそのコマンドを選択したときに発生するイベントに対して、ハンドラー (SettingsCommand.Invoked) を設定します。
- ApplicationCommands ベクターに SettingsCommand オブジェクトを付加して、SettingsPane で利用できるようにします。
2. ユーザーがカスタム設定を要求したときに適切なカスタム設定を表示する
- ユーザーが設定コマンドを実行したときに、それに応じて適切なアプリ定義設定 UI を表示します。
- カスタム設定の UI は、タッチと同時に意識しなくなるようなシンプルなデザインとし、ユーザーがアプリの現在のコンテキストから外れないようにします。
- 設定の変更は即座にアプリに反映するようにします。
- SettingsEdgeLocation プロパティを確認して、チャームが表示されるのと同じ側に設定 UI を表示します。
要約
このクイック スタートでは、Windows ランタイム クラスを使って設定コントラクトをセットアップする大まかな 2 つの手順について学習しました。
関連トピック
サンプル
リファレンス
Windows.UI.ApplicationSettings
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