Queue Storage REST API
Azure Queue Storage には、ストレージ アカウントにアクセスできる任意のクライアントが読み取ることができるメッセージが格納されます。
キューには、無制限の数のメッセージを含めることができます。 各メッセージのサイズは、バージョン 2011-08-18 以降では最大 64 KB です。 以前のバージョンの場合、メッセージの最大サイズは 8 KB です。 メッセージは通常、キューの末尾に追加され、キューの先頭から取得されます。ただし、先入れ先出し (FIFO: first in, first out) 動作は保証されません。
64 KB を超えるメッセージを格納する必要がある場合は、メッセージ データを BLOB またはテーブルとして格納できます。 その後、データへの参照をメッセージとしてキューに格納できます。
Queue Storage の REST API には、次の操作が含まれます。
操作 | 説明 |
---|---|
キュー サービスのプロパティを設定する | Queue Storage のプロパティを設定します。 |
キュー サービスのプロパティを取得する | Queue Storage のプロパティを取得します。 |
キューの一覧表示 | アカウントのすべてのキューを一覧表示します。 |
プレフライト キュー要求 | 要求を送信する前に、Queue Storage のクロスオリジン リソース共有 (CORS) 規則に対してクエリを実行します。 |
Get Queue Service Stats | Queue Storage のレプリケーションに関連する統計を取得します。 この操作は、ストレージ アカウントに対して読み取りアクセス geo 冗長レプリケーションが有効になっている場合に、セカンダリ ロケーション エンドポイントでのみ使用できます。 |
キューの作成 | アカウントの下に新しいキューを作成します。 |
キューの削除 | キューを削除します。 |
Get Queue Metadata | ユーザー定義のメタデータを含むキューのプロパティを返します。 |
キュー メタデータの設定 | キューにユーザー定義メタデータを設定します。 |
Get Queue ACL | キューに指定された、保存されているアクセス ポリシーの詳細を返します。 |
Set Queue ACL | 共有アクセス署名で使用できるキューに格納されているアクセス ポリシーを設定します。 |
Put Message | メッセージをキューに追加し、必要に応じてメッセージの可視性タイムアウトを設定します。 |
メッセージの取得 | キューからメッセージを取得し、コンシューマーから参照不可にします。 |
Peek Messages | メッセージの可視性は変更せずに、キューの先頭からメッセージを取得します。 |
メッセージの削除 | 指定したメッセージをキューから削除します。 |
メッセージのクリア | すべてのメッセージをキューからクリアします。 |
メッセージの更新 | メッセージやメッセージの内容の可視性のタイムアウトを更新します。 |
このセクションの内容
Queue Storage の概念
キューに対する操作
メッセージに対する操作