データベースのサイズを大きくする
適用対象: SQL Server
この記事では、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server のデータベースのサイズを増やす方法について説明します。 データベースは、既存のデータまたはログ ファイルのサイズを大きくするか、新しいファイルをデータベースに追加することによって拡張されます。
制限事項
BACKUP
ステートメントの実行中にファイルを追加または削除することはできません。
アクセス許可
データベースに対する ALTER
権限が必要です。
SQL Server Management Studio を使用します。
オブジェクト エクスプローラー で、 SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。
Databasesを展開し、増やすデータベースを右クリックし、Properties を選択します。
[データベースのプロパティ]ダイアログ ボックスで、 [ファイル] ページをクリックします。
既存のファイルのサイズを大きくするには、目的のファイルの [ 初期サイズ (MB) ] 列の値を大きくします。 データベースのサイズは、少なくとも 1 MB ずつ大きくする必要があります。
新しいファイルを追加してデータベースのサイズを大きくするには、 追加 を選択し、新しいファイルの値を入力します。 詳細については、「 データベースに対するデータ ファイルまたはログ ファイルの追加」をご覧ください。
[OK] を選択します。
Transact-SQL の使用
データベース エンジンに接続します。
標準バーから、 [新しいクエリ] を選択します。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] を選択します。
次の使用例は、ファイル
test1dat3
のサイズを 200 MB に変更します。USE master; GO ALTER DATABASE AdventureWorks2022 MODIFY FILE (NAME = test1dat3, SIZE = 200 MB); GO
その他の例については、「 ALTER DATABASE (Transact-SQL) ファイルとファイル グループのオプションを参照してください。