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SharePoint サイトのレポート ビューアー Web パーツ - Reporting Services

適用対象: SQL Server 2016 (13.x) Reporting Services 以降 Power BI Report Server SharePoint 2016 以降 ❌ SharePoint Online

レポート ビューアー Web パーツはカスタム Web パーツです。 Web パーツを使うと、SharePoint サイト内のレポート サーバーにあるレポートの表示、ナビゲーション、印刷、エクスポートを行うことができます。 レポート ビューアー Web パーツは、Microsoft SQL Server Reporting Services レポート サーバーによって処理されるレポート定義 (.rdl) ファイルに関連付けられています。

最新のレポート ビューアー Web パーツは、Power BI Report Server に展開されたページ分割されたレポートを処理することもできます。 Web パーツは、Power BI レポートでは機能しません。

レポート ビューアー Web パーツが再度導入された理由

レポート ビューアー Web パーツは、SharePoint 製品用の Reporting Services アドインの一部として利用できました。 Web パーツは、SharePoint 統合モードのレポート サーバーに固有のものでした。 SQL Server 2016 の後で、SharePoint 統合モードは非推奨となりました。

SQL Server 2017 以降では、Reporting Services のインストール モードはネイティブ モードだけです。 ページ ビューアー Web パーツを使うすべてのレポートの種類は、rs:Embed=true URL パラメーターを使って埋め込むことができます。 SharePoint ページへのレポートの埋め込みはユーザーから要望のあった統合方法であり、更新されたレポート ビューアー Web パーツはページ分割されたレポートでこのシナリオを可能にします。

ページ分割されたレポートを SharePoint ページに埋め込むにはページ ビューアー Web パーツで十分ですが、更新されたレポート ビューアー Web パーツはそれ以外の機能も提供します。

  • 特定のツール バー ボタンの表示/非表示
  • レポートのパラメーター値のオーバーライド
  • レポート パラメーターへのフィルター Web パーツの接続

レポート ビューアー Web パーツのソリューション パッケージのダウンロード

レポート ビューアー Web パーツは、Microsoft ダウンロード センターから入手できます。

レポート ビューアー Web パーツのソリューション パッケージのダウンロード

考慮事項と制限事項

以下の項目は、更新されたレポート ビューアー Web パーツに固有のものです。

  • Web パーツは、"クラシック" SharePoint ページでのみ使うことができます。
  • レポート ビューアー Web パーツでの埋め込みでサポートされているのは、ページ分割された (RDL) レポートだけです。 Power BI レポートまたはモバイル レポートを埋め込む場合は、rs:Embed=true URL パラメーターを使うことができます。