ブレークポイント条件の指定
適用対象: SQL Server
ブレークポイント条件は、ブレークポイントに達したときにデバッガーが評価する Transact-SQL 式です。 指定したヒット カウントに達し、指定したブレークポイントの条件が満たされると、デバッガーはブレークポイントに指定されたアクションを実行するか、中断します。
条件の指定
指定する式は、ブール値に評価される有効な Transact-SQL 式である必要があります。 詳細については、「式 (Transact-SQL)」を参照してください。
無効な構文でブレークポイント条件を指定した場合は、警告メッセージがすぐに表示されます。 構文は有効でも無効なセマンティクスの条件を指定すると、最初にブレークポイントにヒットしたときに警告メッセージが表示されます。 どちらの場合にも、無効なブレークポイントにヒットしたときにデバッガーの実行が中断されます。
条件を指定します
エディター ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、ショートカット メニューの [条件...] を選択します。
または
[ブレークポイント] ウィンドウで、ブレークポイント グリフを右クリックし、ショートカット メニューの [設定] を選択します。
[ブレイクポイント設定] ダイアログ ボックスで、[条件] オプションを選択し、ドロップダウンから [条件式] を選択します。
条件式の有効なブール式を入力します。
式が true に評価されたときにブレークするようにする場合は、 [true の場合]を選択します。式の値が変更されたときにブレークするようにする場合は、[変更された場合] を選択します。
Note
デバッガーは、初めてブレークポイントに達するまでブール式を評価しません。 [変更された場合]を選択した場合、デバッガーは最初の評価を変更とは見なさないため、最初の評価でブレークすることはありません。