ターゲット サーバーのクロックの同期
適用対象 SQL Server
重要
現在、Azure SQL Managed Instance によって、すべてではありませんが、ほとんどの SQL Server エージェントの機能がサポートされています。 詳細については、Azure SQL Managed Instance と SQL Server の T-SQL の相違点に関するページを参照してください。
このトピックでは、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server のターゲット サーバーのクロックとマスター サーバーのクロックを同期する方法について説明します。 これらのシステム クロックの同期をとると、ジョブのスケジュールを効果的に管理できます。
はじめに
セキュリティ
アクセス許可
sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。
SQL Server Management Studio を使用する
ターゲット サーバーのクロックを同期するには
オブジェクト エクスプローラーで、ターゲット サーバーのクロックとマスター サーバーのクロックを同期するサーバーをプラス記号をクリックして展開します。
[SQL Server エージェント] を右クリックし、[マルチ サーバーの管理] をポイントして、[ターゲット サーバーの管理] を選択します。
[ターゲット サーバーの管理] ダイアログ ボックスで [命令を通知]をクリックします。
[命令の種類] ボックスの一覧で、 [クロックの同期]を選択します。
[受信者]で、次のいずれかの操作を行います。
すべてのターゲット サーバーのクロックとマスター サーバーのクロックを同期するには、[すべてのターゲット サーバー] をクリックします。
特定のサーバーのクロックを同期するには、[特定のターゲット サーバー] をクリックし、マスター サーバーのクロックと同期するターゲット サーバーを選択します。
完了したら、 [OK] をクリックします。
Transact-SQL の使用
ターゲット サーバーのクロックを同期するには
オブジェクト エクスプローラーで、 データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] をクリックします。
USE msdb ; GO -- resynchronizes the SEATTLE1 target server EXEC dbo.sp_resync_targetserver N'SEATTLE1' ; GO
詳細については、「 sp_resync_targetserver (Transact-SQL)」を参照してください。