GRAPH_ID_FROM_NODE_ID (Transact-SQL)
適用対象: 
SQL Server 2017 (14.x) 以降 Azure SQL データベース Azure SQL Managed Instance
指定されたノード ID の内部グラフ ID を返します。
構文
GRAPH_ID_FROM_NODE_ID ( node_id )
引数
node_id
次のいずれかの文字表現 (JSON):
- ノード テーブルの
$node_id擬似列。 - エッジ テーブルの
$from_id擬似列。 - エッジ テーブルの
$to_id列。
戻り値
内部グラフ ID を bigint で返します。
注釈
- ノードの指定された文字表現 (JSON) の解析と検証のパフォーマンス オーバーヘッドのため、
GRAPH_ID_FROM_NODE_IDは必要な場合にのみ使う必要があります。 ほとんどの場合、グラフ テーブルのクエリには MATCH で十分です。 GRAPH_ID_FROM_NODE_IDから値が返されるためには、指定する文字表現 (JSON) が有効であり、JSON 内で指定するschema.tableが有効なノード テーブルである必要があります。- 関数からグラフ ID が返された場合、それが有効な整数であることだけが保証されます。 グラフ ID がノード テーブルに存在するかどうかのチェックは行われません。
- グラフ ID のデータ型と動作は実装に固有の詳細であり、変更される可能性があります。 たとえば、特定のノード テーブル内のグラフ ID がシーケンシャルであると想定しないでください。
例
次の例では、Person ノード テーブル内のノードの内部グラフ ID が返ります。
SELECT GRAPH_ID_FROM_NODE_ID($node_id)
FROM Person;
結果は次のようになります。
...
1764
1806
19051
...