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SUSER_ID (Transact-SQL)

適用対象: SQL Server Azure SQL Managed Instance

ユーザーのログイン ID 番号を返します。

Note

SQL Server 2005 (9.x) 以降では、SUSER_ID は sys.server_principals カタログ ビューで principal_id として一覧表示されている値を返します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

SUSER_ID ( [ 'login' ] )   

引数

' login '
ユーザーのログイン名を指定します。 loginnchar です。 loginchar として指定された場合、login は暗黙的に nchar に変換されます。 login には、任意の SQL Server ログイン、または SQL Server のインスタンスに接続する権限を持つ Windows ユーザーまたはグループを指定できます。 login の指定を省略すると、現在のユーザーのログイン ID 番号が返されます。 パラメーターに "NULL" という語が含まれていると、NULL が返されます。

戻り値の型

int

解説

SUSER_ID は、SQL Server 内に明示的に展開されているログインに対してのみ、ID 番号を返します。 この ID は、所有権と権限を追跡するために、SQL Server 内で使用されます。 この ID は、SUSER_SID から返されるログインの SID と等しくありません。 login が SQL Server ログインの場合、SID は GUID にマップされます。 login が Windows ログインまたは Windows グループの場合、SID は Windows セキュリティ識別子にマップされます。

SUSER_SID は、syslogins システム テーブルにエントリを持つログインに対してのみ SUID を返します。

システム関数は、選択リストの中、WHERE 句の中、および式を使用できるすべての場所で使用できます。ただし、パラメーターを指定しない場合であっても、その後に常にかっこを指定する必要があります。

次の例では、sa ログインのログイン ID 番号を返します。

SELECT SUSER_ID('sa');  

参照

sys.server_principals (Transact-SQL)
SUSER_SID (Transact-SQL)
システム関数 (Transact-SQL)