STPolyFromText (geography データ型)
適用対象: SQL Server Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance Microsoft Fabric SQL Database
インスタンスに格納されている Z (標高) 値および M (メジャー) 値で補完された、Open Geospatial Consortium (OGC) の Well-Known Text (WKT) 表現を基に geography インスタンスを返します。
構文
STPolyFromText ( 'polygon_tagged_text' , SRID )
引数
polygon_tagged_text
返される geographyPolygon インスタンスの WKT 表現です。 polygon_tagged_text は nvarchar(max) 式です。
SRID
返される geographyPolygon インスタンスの SRID (spatial reference ID) を表す int 式です。
戻り値の型
SQL Server 戻り値の型: geography
CLR の戻り値の型: SqlGeography
OGC の型: Polygon
解説
このメソッドでは、入力が整形式でない場合に、FormatException がスローされます。
注意
各点がリストされている順序は、地理ポリゴンにとって重要になります。 それによって、ポリゴン領域が指定されたリングの内側になるか、外側になるかが決まります。 詳細については、Polygon に関する記事を参照してください。
例
STPolyFromText()
を使用して geography
インスタンスを作成する例を次に示します。
DECLARE @g geography;
SET @g = geography::STPolyFromText('POLYGON((-122.358 47.653, -122.348 47.649, -122.348 47.658, -122.358 47.658, -122.358 47.653))', 4326);
SELECT @g.ToString();