演習 - MongoDB をインストールする

完了

アプリケーションの多くはデータベースを必要とします。 ここで MEAN スタックの "M" に相当する MongoDB をインストールします。 これはオープン ソースで無料であり、NoSQL データベース ソリューションとして人気があります。 NoSQL データベースの場合、SQL Server や MySQL などのリレーショナル データベースのように、事前に定義された方法でデータを構築する必要はありません。

MongoDB では、厳格なデータ構造を必要としない JSON に似たドキュメントにデータが格納されます。 MongoDB とは、JavaScript Object Notation (JSON) を利用して送信されるクエリやコマンドでやりとりします。

MongoDB にはどのようなエディションがありますか。

MongoDB には次の 2 つのエディションがあります。

  • MongoDB Community Server
  • MongoDB Enterprise Server

今回は MongoDB Community Server をインストールします。 その後、MongoDB を使用し、書籍情報を格納します。

MongoDB はどのようにインストールしますか。

MongoDB は Linux、macOS、Windows にインストールできます。 ここでは学習目的として、Ubuntu の apt パッケージ マネージャーを利用して Ubuntu に MongoDB をインストールします。

インストール プロセスはオペレーティング システムによって異なります。 Ubuntu に慣れていない場合でも、インストールを進めているうちにしくみがわかってきます。

詳細については、後でインストール ガイドで確認できます。

MongoDB をインストールする

ここでいくつかのコマンドを実行して MongoDB をインストールします。 前のユニットで作成した Ubuntu 仮想マシン (VM) への SSH 接続から作業します。

Note

更新には最大で 10 分かかります。

  1. まず、現在のすべてのパッケージが最新であることを確認します。

    sudo apt update && sudo apt upgrade -y
    

    Note

    sudo の部分は、管理特権を使用してコマンドを実行することを意味します。

  2. MongoDB パッケージをインストールします。

    sudo apt-get install -y mongodb
    
  3. インストールが完了すると、サービスは自動的に開始されます。 次のコマンドを使用して、MongoDB が稼働していることを確認します。

    sudo systemctl status mongodb
    

    サービスが実行されていることがわかるはずです。

    azureuser@MeanStack:~$ sudo systemctl status mongodb
    ● mongodb.service - An object/document-oriented database
      Loaded: loaded (/lib/systemd/system/mongodb.service; enabled; vendor preset: enabled)
      Active: active (running) since Thu 2019-08-22 16:46:30 UTC; 9s ago
        Docs: man:mongod(1)
    Main PID: 18360 (mongod)
      CGroup: /system.slice/mongodb.service
              └─18360 /usr/bin/mongod --config /etc/mongodb.conf
    
    Aug 22 16:46:30 MeanStack systemd[1]: Started An object/document-oriented database.
    
  4. インストールを確認するには、mongod --version を実行します。

    mongod --version
    

次の演習のために SSH 接続は開いたままにします。