はじめに
あなたは、ビデオ データ処理とパターン分析を行う会社で働いていると想像してください。 交通監視カメラからのビデオを処理し、傾向を分析し、交通と道路を改善するためのアクションにつながるデータを提供する、新しいプロトタイプ プラットフォームを作成しています。
アルゴリズムを改良するため、複数の新しい都市の交通監視カメラのデータを収集するように準備を整えました。 しかしながら、すべてのビデオ データが同じ形式になっているわけではなく、多くの形式は Windows コーデックでしかデータをデコードできません。 そのため、仮想マシン (VM) を使用して初期処理を行った後、標準形式を処理する Azure Functions にデータをプッシュすることにしました。 このアプローチでは、システム全体を停止することなく、新しいデータ形式を動的に導入できます。
Azure では、お客様のニーズを満たすことができる堅牢な仮想マシン ホスティング ソリューションが提供されます。 Azure 内で Windows 仮想マシンの作成と運用の方法を見ていきましょう。
学習の目的
このモジュールでは、次のことを行います。
- Azure で仮想マシンに利用可能なオプションについて理解します。
- Azure portal を使用して Windows 仮想マシンを作成します。
- Remote Desktop を使用して実行中の Windows 仮想マシンに接続します。
- ソフトウェアをインストールし、Azure portal を使用して VM 上でネットワーク構成を変更します。
前提条件
- 「Azure Virtual Machines の概要」で Azure Virtual Machines の基本を理解していること
- リモート デスクトップ クライアント