Azure Virtual Desktop メタデータの場所を構成する
現在、Azure Virtual Desktop はすべての地理的な場所で使用できます。 管理者は、ホスト プールの仮想マシンと関連するサービス (ファイル サーバーなど) を作成するときに、ユーザー データを格納する場所を選択できます。 Azure の地域の詳細については、Azure データセンターのマップを参照してください。
Microsoft が、お客様またはお客様のユーザーがユーザーとアプリ固有のデータにアクセスできるリージョンを制御または制限することはありません。
Azure Virtual Desktop は、テナント名、ホスト プール名、アプリ グループ名、ユーザー プリンシパル名などのグローバル メタデータ情報をデータセンターに格納します。 顧客はサービス オブジェクトを作成するたびに、サービス オブジェクトの場所を入力する必要があります。 入力した場所によって、オブジェクトのメタデータが格納される場所が決まります。 顧客が Azure リージョンを選択すると、メタデータが関連する地域に格納されます。
現在、メタデータの格納先としては、次の場所がサポートされています。
- 米国 (US) (一般公開)
- ヨーロッパ (EU) (パブリック プレビュー)
Azure Virtual Desktop サービス オブジェクトの作成先となるリージョンを選択する際には、米国とヨーロッパの両方の地域のリージョンが表示されます。
デプロイに最適なリージョンを確認するには、Azure グローバル インフラストラクチャ マップを参照してください。
格納されたメタデータは保存時に暗号化され、geo 冗長ミラーは地域内で保持されます。 アプリ設定やユーザー データなど、顧客データはすべて、顧客が選択した場所に配置され、サービスによって管理されることはありません。 サービスが拡大されるにつれて、より多くの地域で利用できるようになります。