はじめに
Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーは、ミッションクリティカルなワークロードを処理でき、回復性、予測可能なパフォーマンス、動的なスケーラビリティを備えた、Azure 上のサービス オファリングとしてのフル マネージド MySQL データベースです。 これは開発者向けのサービスであり、MySQL を実行するサーバーの管理に関連するオーバーヘッドを減らしながら、サーバーのパフォーマンスを微調整するための制御とカスタマイズのオプションを提供して、生産性の向上を助けます。 このサービスは、インターネット規模の Web アプリやモバイル アプリ、eコマース アプリ、ゲームを含む、いくつかの一般的なユース ケースで使用されます。
Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーを使用すると、好みのツール、言語、フレームワークを使用してアプリケーションを柔軟に開発できます。 App Services や Azure Kubernetes Service (AKS) などの Azure サービスと統合してデプロイを高速化したり、GitHub または Azure DevOps を使って CI/CD タスクを自動化することもできます。 さらに、Azure AI 検索および Azure OpenAI と統合することで、MySQL アプリケーションのインテリジェンスを強化できます。
サンプル シナリオ
あなたは食品配達会社で働いていて、あなたが所属のチームは、顧客がレストランのオプションを表示したり、オンラインで食品を注文したり、食品の配達オプションを選択したりできる Web ベースのプラットフォームの管理を担当しているとします。
アプリと MySQL データベースはオンプレミスでホストされているため、チームの開発者は、サーバー管理タスク、セキュリティのガバナンス、オペレーティング システムやデータベースでの問題のトラブルシューティングに、かなりの時間を費やしています。 アプリがピーク時と週末に発生するユーザー要求の急増を処理できないことが原因で、あなたは最近、複数のパフォーマンスの問題やエラーにも気付きました。
調査の結果、Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーなどのクラウドベースのマネージド ソリューションへの移行が適切なオプションであると判断しました。 移行は、パフォーマンスと可用性の問題を解決し、データベースの管理を容易にし、開発者の負担を軽減するのに役立ちます。 同時に、Azure 上のアプリ アーキテクチャに移行して最新化し、アプリのパフォーマンスを向上させる必要もあります。
学習内容
バックエンドの Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーと統合されるアプリを開発して Azure にデプロイする方法を学習します。 これを行うには、次を実行します。
- アプリケーションから Azure Database for MySQL フレキシブル サーバーに対してクエリを実行します。
- Azure 上で最適なアプリケーション ホスティング オプションを評価して選択します。
- Azure サービスの豊富なエコシステムの力を活用して、アプリケーションを開発し、Azure App Service 上にデプロイします。
- Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーを使用してアプリケーションを開発するためのベスト プラクティスについて説明します。
主な目標
このモジュールを終えると、フル マネージド サービスの Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーを使ってアプリケーションを構築してデプロイし、他の Azure サービスと統合できるようになります。