はじめに
Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーは、Azure 上で提供されるフル マネージド MySQL のサービスとしてのデータベース (DBaaS) であり、回復性、予測可能なパフォーマンス、動的なスケーラビリティで、ミッション クリティカルなワークロードを処理できます。 Azure Database for MySQL – フレキシブル サーバーには、ミッション クリティカルな操作をサポートするいくつかの機能があります。 このモジュールでは、セキュリティ、事業継続とディザスター リカバリー、パフォーマンスに関連する機能について説明します。
サンプル シナリオ
あなたは、eコマースのスタートアップ企業である Wingtip Toys (WT) で働いているとします。 オンプレミスのインフラストラクチャを使用していて、Azure クラウド サービスを使用したいと考えています。 WT は成長しており、次の四半期には大規模なマーケティング キャンペーンを開始する予定です。 サイトのトラフィックと購入が大幅に増加することが予想されます。 当然のことながら、データベースのアップタイムは、eコマース サイトにとって、また顧客からの注文に対応するうえで非常に重要です。
WT のテクノロジ部署は成長し、今では製品開発チームに加えてデータ サイエンス チームも加わりました。 データ サイエンス チームは、大規模なレポートと分析のクエリを実行します。 過去には、レポートを使用した実験によってデータベースのパフォーマンスの問題が発生していました。そこで、あなたは、データ サイエンス チームがメイン サイトに影響を与えることなくジョブを確実に遂行できるようにしたいと考えています。
さらに、WT が従業員の雇用を増やすにつれて、DBA チームはユーザーとアクセス許可の管理に追われるようになりました。 Azure への移行により、ユーザー管理、認証、認可を一元化したいと考えています。
MySQL を使い続ける必要がありますが、Azure Database for MySQL – フレキシブル サーバーには、セルフホステッド データベースではすぐに使用できない機能が用意されていることも知っています。 また、クラウド移行の価値を最大化するために、Azure の MySQL 機能を確認することも必要です。
学習内容
ミッション クリティカルな操作をサポートする、セキュリティ、事業継続、高可用性、バックアップ、パフォーマンス、IOPS、読み取りレプリカなどの Azure Database for MySQL – フレキシブル サーバーの機能について学習、評価、比較します。
主な目標
このモジュールを終了するまでに、ミッション クリティカルなワークロードをサポートするように設計された Azure Database for MySQL - フレキシブル サーバーによって提供される機能について、より深く理解できるようになります。