最初の Dataverse 環境のプロビジョニング

完了

Dataverse for Teams 環境には、すべてのビジネス データ、アプリ、およびフローが格納されます。 それぞれの環境がチームの Microsoft Office 365 グループに関連付けられます。 そのため、各チームは 1 つの Dataverse for Teams 環境しか持つことができません。 アプリやチャットボットを作成したり、チームに初めてインストールしたりすると、Dataverse for Teams 環境が自動的にプロビジョニングされます。 環境を作成したら、Dataverse でテーブルおよびフローを作成できます。

Teams 内への Power Apps のインストール

Teams 用 Power Apps アプリケーションでは、Dataverse for Teams でアプリおよびテーブルを作成、編集、および削除できます。 Dataverse for Teams 環境をプロビジョニングするには、まず Teams にアプリをインストールする必要があります。

  1. まず初めに、Teams を開いて、ウィンドウの左下隅にあるアプリ ボタンを探します。

  2. アプリのマーケットプレース画面で、検索ボックスを使用して Power Apps を検索します。 Power Apps を選択します。

  3. 追加ボタンを選択して、Power Apps アプリケーションを Teams クライアントに追加します。

Teams に Power Apps が正常に追加されると、メインの Power Apps 画面が表示されます。 この画面から既存のアプリにアクセスできます。また、テンプレートや Learn モジュールへのリンクも入手できます。

Dataverse for Teams をプロビジョニングしてテーブルを作成する

Power Apps アプリケーションがインストールされたので、最初のアプリを作成して、自動的に環境をプロビジョニングします。 環境を作成するチームと、テーブルを格納するチームを決定します。 新しいチームを作成する必要がある場合は、このモジュールの概要ユニットにリンクがあります。

  1. 今すぐ開始ボタンを選択します。

  2. アプリのチームを選択します。

    このチームで最初にアプリケーションを作成したユーザーであることを通知するメッセージが表示されます。

  3. 作成を選択すると、Dataverse for Teams 環境が構築されます。 プロセスが完了するまでの間、ウィンドウを閉じて他の作業をすることができます。 完了すると、メッセージ カードとメールが Teams から送信されます。

    環境のプロビジョニングが完了すると、画面の右下隅にプロセスが完了したことを知らせるポップアップ ウィンドウが表示されます。

    このステージで、Power Apps エディターが表示されます。

  4. アプリの名前を入力してから、保存を選択します。

最初のアプリを作成したことで、Dataverse for Teams の環境が整い、テーブルの構築を開始することができます。 Power Apps エディターを使用すると、新しいテーブルの作成ボタンを使用してテーブルをすばやく作成できます。これについては、次のセクションで説明します。