コミュニケーションの理念

完了

Microsoft は、インシデント発生時の効果的なコミュニケーションの重要性を認識しており、それがお客様にとっていかに重要であるかを理解しています。 適切な情報を適切なタイミングでお客様に提供する取り組みにおいて、コミュニケーション戦略の指針となる次の 5 つの柱に従って活動しています。

  • 速度 - "自分の問題か、Azure の問題か?"

    お客様ではなく、"Microsoft" の問題であることをできるだけ早く伝えたいと考えています。 これが Microsoft の重要な目標です。 Microsoft のゴールは、障害が発生してから 15 分以内に、影響を受けるすべてのサブスクリプションとテナントに通知することです。

    Microsoft のプラットフォームは非常に複雑であるため、人力だけではこれを達成できません。そのため、AIOps テクノロジへの投資を続けています。

  • 正確性 - "自分のどのリソースが影響を受けるか?"

    インシデントによって影響が生じた場合、影響を受けるリソースをお客様が正確に把握する必要があることを Microsoft は理解しています。 Resource Health のシグナルとアラートを使って、リソースの正常性と、何がインシデントの影響を受けるかをお客様に示すことできます。

  • 検出可能性 - "事前に通知を受け取る方法"

    関連する通知は、受け取る必要があるユーザー、最適な通知方法に基づいて構成することをお勧めします。

  • パリティ - "サービス全体で運用を標準化する方法"

    Microsoft は、運用を標準化し、Azure サービス全体で一貫性を実現することを目指しており、サービス正常性のコミュニケーションの種類全体で一貫したエクスペリエンスを提供すること、よりシームレスなエクスペリエンスをお客様に提供するために Microsoft クラウド エコシステムを調和させることなどの課題に取り組んでいます。

  • 透明性 - "実際のところ何が起こったのか?"

    Microsoft では、透明性をスイッチではなくダイヤルであると考えています。 クラウドで信頼を築くには、お客様に対する透明性が必要があることを Microsoft は認識しています。 何が起こったのかに関する透明性、どこに失敗があったのか、それに対してどのように対処しているかに関する透明性、これを回避するために何ができたのかに関する透明性です。