Kusto 照会言語を使って複数テーブルのクエリを記述する
複数のテーブルのデータを組み合わせることでより深い分析情報を得る高度なクエリを、Kusto 照会言語で記述します。 テーブル レベルの演算子 lookup
、join
、union
、materialize
と、新しい集計関数 arg_min
および arg_max
を使う方法について学習します。 また、これらの結果をグラフで視覚的に伝える方法も学習します。
学習の目的
このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
- Kusto 照会言語の
lookup
、join
、union
演算子を使って、2 つ以上のテーブルのデータを結合して取得します。 materialize
演算子を使ってテーブルのデータをキャッシュすることで、複数テーブルのクエリを最適化します。- 新しい集計関数
arg_min
とarg_max
を使って分析情報をエンリッチします。
前提条件
- Microsoft アカウント、無料のクラスターを作成するための Microsoft Entra のユーザー ID、または Azure アカウント
- テーブル、列、行などのデータベース構造を理解していること
- Kusto 照会言語の演算子に関する知識 (
project
、where
、sort
、summarize
、let
など)