GitHub プロジェクトとプロジェクト ボードの概要
プロジェクト ボード
アプリケーションやプロジェクトのライフサイクルでは、作業の計画や優先順位付けが重要です。 プロジェクト ボードを使うと、特定の機能の作業、ロードマップ、リリース計画などを管理することができます。
プロジェクト ボードは、選んだ列にドラッグ アンド ドロップできるカードとして分類された issue、pull request、メモで構成されています。 カードには、ラベル、担当者、状態、誰が開いたかなど、issue や pull request に関連するメタデータが含まれます。
プロジェクト ボードには、さまざまな種類があります。
- ユーザー所有のプロジェクト ボード: 任意の個人リポジトリから issue と pull request を含めることができます。
- 組織全体のプロジェクト ボード: 組織に属するすべてのリポジトリからの issue と pull request を含めることができます。
- リポジトリ プロジェクト ボード: 1 つのリポジトリ内の issue と pull request にスコープが設定されます。
組織のプロジェクト ボードを作成するには、組織のメンバーである必要があります。
テンプレートを使って、ヒント付きの列とカードを含む新しいプロジェクト ボードを設定することができます。 テンプレートは自動化され、既に構成されていることもあります。
| テンプレート | 説明 |
|---|---|
| 基本的なかんばん | タスクを追跡します。[作業予定]、[実行中]、[完了] の列があります。 |
| 自動化されたかんばん | カードが自動的に、[作業予定]、[実行中]、[完了] の列を移動します。 |
| レビューで自動化されたかんばん | pull request のレビュー状態を追加トリガーとして使い、カードが自動的に、[作業予定]、[実行中]、[完了] の列を移動します。 |
| バグ トリアージ | [作業予定]、[高優先度]、[低優先度]、[終了] の各列で、バグのトリアージと優先順位付けを行います。 |
プロジェクト ボードの詳細については、以下を参照してください。
- プロジェクト ボードの作成。
- プロジェクト ボードの編集。
- プロジェクト ボードのコピー。
- プロジェクト ボードへの issue と pull request の追加。
- 組織に対するプロジェクト ボードのアクセス許可。
プロジェクト
プロジェクトは、GitHub 上で作業を計画および追跡するための、カスタマイズ可能で柔軟な新しいツール バージョンのプロジェクトです。
プロジェクトはカスタマイズ可能なスプレッドシートで、issue や PR をフィルター処理、並べ替え、グループ化したり、メタデータを追跡するためのカスタム フィールドを追加したりして、レイアウトを構成することができます。
ボードやスプレッドシート/テーブルなど、さまざまなビューを使用できます。
pull request や issue を変更すると、プロジェクトにその変更が反映されます。
タスクでカスタム フィールドを使用できます。 たとえば、次のように入力します。
- ターゲット出荷日を追跡する日付フィールド。
- タスクの複雑さを追跡する数値フィールド。
- タスクの優先度が低、中、高のいずれかであるかを追跡する選択フィールド。
- クイック メモを追加できるテキスト フィールド。
- 週単位で作業計画を立てるためのイテレーション フィールド (休憩のサポートを含む)。
プロジェクトの詳細については、以下を参照してください。