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年度末決算に期首残高が表示されない

この記事では、1 年を閉じるときに残高が不足する可能性がある理由と、Microsoft Dynamics 365 Finance で不足している場合に残高を再構築する方法について説明します。

現象

期末決算を実行したが、期中残高には次の会計年度の金額が表示されません。

解決方法

まず、バッチ ジョブの状態を確認します。 1 年を閉じるには多数の個別のタスクが含まれますが、最も重要な手順は、タスクの説明 Step 5.0.0を含むバッチ タスクです。 この手順では、開始トランザクション (および必要に応じて終了トランザクション) を元帳に転記します。

タスクの説明が手順 5.0.0 のバッチ タスクを示すスクリーンショット。

または、[年末決算を最適化する]機能が有効になっていて年末決算ページを表示している場合は、口座残高トランザクションの転記および口座残高トランザクションの処理を確認します

この手順は正常に完了したが、[残高の再構築] ステップが正常に完了した場合は残高の照会ページ (一般台帳>レポート>残高) で、年末終了バッチ ジョブの結果を確認して、残高の再構築手順が正常に完了したかどうかを確認します。

[残高の再構築] ステップの状態を示すスクリーンショット。

残高の再構築ステップが失敗した場合、開始 (および必要に応じて終了) トランザクションが正常に転記された可能性があります。 Voucher トランザクションの照会ページを使用して、終了した年の伝票番号と日付を指定することで、元帳トランザクションが正常に転記されたかどうかを確認できます (General Ledger>Inquiries and reports>Voucher transactions)。

[伝票トランザクションの照会] ページを示すスクリーンショット。

開店 (および必要に応じて終了) の伝票が存在する場合は、もう一度年末決算を実行する必要はありません。 Financial ディメンション セット ページ (General ledger>アカウントのグラフ>Dimensions>Financial ディメンション セット) を使用して、手動で残高を再構築するプロセスを実行できます。

[財務分析コード セット] ページを示すスクリーンショット。

この手順の処理に時間がかかる場合は、「 財務分析コード セットを更新するためのベスト プラクティスを参照してください。