手動統合
ライブラリをインストールすると、vcpkg はトリプレットでパーティション分割された 1 つの共通レイアウトを作成します。
クラシック モードのツリーのルートは .<vcpkg root>/installed
マニフェスト モードのツリーのルートは .<vcpkg.json directory>/vcpkg_installed
このルートの下の、トリプレットにちなんだサブフォルダー内:
- ヘッダー ファイル:
include/
- リリース
.lib
、.a
ファイル.so
:lib/
またはlib/manual-link/
- リリース
.dll
ファイル:bin/
- リリース
.pc
ファイル:lib/pkgconfig/
またはshare/pkgconfig/
- デバッグ
.lib
、.a
ファイル.so
:debug/lib/
またはdebug/lib/manual-link/
- デバッグ
.dll
ファイル:debug/bin/
- デバッグ
.pc
ファイル:debug/lib/pkgconfig/
またはdebug/share/pkgconfig/
- ツール:
tools/<port>/
たとえば、 zlib.h
クラシック モードの場合 zlib:x64-windows
は <vcpkg root>/installed/x64-windows/include/zlib.h
、
事前構築済みバイナリの使用方法については、ビルド システム固有のドキュメントを参照してください。 たとえば、Makefile プロジェクトは、多くの場合、環境変数を受け入れます。
export CXXFLAGS=-I$(pwd)/installed/x64-linux/include
export CFLAGS=-I$(pwd)/installed/x64-linux/include
export LDFLAGS=-L$(pwd)/installed/x64-linux/lib
export PKG_CONFIG_PATH=$(pwd)/installed/x64-linux/lib/pkgconfig:$(pwd)/installed/x64-linux/share/pkgconfig:$PKG_CONFIG_PATH
Windows 動的トリプレット (x64-windows など) では、必要な DLL ファイルを実行可能ファイルと同じフォルダーにコピーするか、生成された実行可能ファイルを実行するパスの前に正しいbin\
ディレクトリを追加する必要もあります。
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