ビジュアライザーをテストおよびデバッグする
ビジュアライザーを記述したら、デバッグとテストを行う必要があります。
テスト方法の 1 つとして、ビジュアライザーを Visual Studio にインストールし、デバッガー ウィンドウから呼び出します。 (「方法: ビジュアライザーをインストールする」を参照してください。)この方法では、Visual Studio のインスタンスをもう 1 つ使用してビジュアライザーの追加とデバッグを行う必要があります。デバッグ対象のビジュアライザーは、デバッガーの最初のインスタンス内で実行されます。
ビジュアライザーのデバッグをより簡単に行うには、ビジュアライザーをテスト ドライバーから実行します。 ビジュアライザー API では、ビジュアライザー開発ホストと呼ばれるこのようなドライバーを簡単に作成できます。
Note
現在のところ、テスト ドライバーは、.NET Framework アプリケーションからビジュアライザーを呼び出すときにのみサポートされます。
ビジュアライザー開発ホストを作成するには
デバッガー側のクラスに VisualizerDevelopmentHost オブジェクトを作成する静的メソッドを含め、その Show メソッドを呼び出します。
public static void TestShowVisualizer(object objectToVisualize) { VisualizerDevelopmentHost myHost = new VisualizerDevelopmentHost(objectToVisualize, typeof(DebuggerSide)); myHost.ShowVisualizer(); }
ホストの構築に使用するパラメーターは、ビジュアライザーに表示されるデータ オブジェクト (
objectToVisualize
) とデバッガー側のクラスの型です。TestShowVisualizer
を呼び出すための次のステートメントを追加します。 クラス ライブラリにビジュアライザーを作成した場合は、そのクラス ライブラリを呼び出す実行可能ファイルを作成し、このステートメントをその実行可能ファイルに配置します。DebuggerSide.TestShowVisualizer(myString);
完全な例については、「チュートリアル: C# でビジュアライザーを記述する」を参照してください。