GetFrameworkPath タスク
.NET Framework アセンブリのパスを取得します。 .NET Framework アセンブリのパスを取得します。
タスク パラメーター
GetFrameworkPath
タスクのパラメーターの説明を次の表に示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
FrameworkVersion11Path |
省略可能な String 型の出力パラメーターです。存在する場合、フレームワーク バージョン 1.1 アセンブリのパスが含まれます。 それ以外の場合は、 null を返します。 |
FrameworkVersion20Path |
省略可能な String 型の出力パラメーターです。存在する場合、フレームワーク バージョン 2.0 アセンブリのパスが含まれます。 それ以外の場合は、 null を返します。 |
FrameworkVersion30Path |
省略可能な String 型の出力パラメーターです。存在する場合、フレームワーク バージョン 3.0 アセンブリのパスが含まれます。 それ以外の場合は、 null を返します。 |
FrameworkVersion35Path |
省略可能な String 型の出力パラメーターです。存在する場合、フレームワーク バージョン 3.5 アセンブリのパスが含まれます。 それ以外の場合は、 null を返します。 |
FrameworkVersion40Path |
省略可能な String 型の出力パラメーターです。存在する場合、フレームワーク バージョン 4.0 アセンブリのパスが含まれます。 それ以外の場合は、 null を返します。 |
Path |
省略可能な String 型の出力パラメーターです。利用できる場合、最新のフレームワーク アセンブリのパスが含まれます。 それ以外の場合は、 null を返します。 |
解説
.NET Framework のいくつかのバージョンがインストールされている場合、このタスクでは、MSBuild が実行されるように設計されているバージョンが返されます。
上記のパラメーター以外に、このタスクは TaskExtension クラスからパラメーターを継承します。このクラス自体は、Task クラスから継承されます。 これらの追加のパラメーターの一覧とその説明については、「TaskExtension Base Class」を参照してください。
例
次の例では、GetFrameworkPath
タスクを使用し、.NET Framework のパスを FrameworkPath
プロパティに保存します。
<Project xmlns="http://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
<Target Name="GetPath">
<GetFrameworkPath>
<Output
TaskParameter="Path"
PropertyName="FrameworkPath" />
</GetFrameworkPath>
</Target>
</Project>