無効になった VSTO アドインを再度有効にする
Microsoft Office アプリケーションにより、予期しない動作をする VSTO アドインが無効にされる場合があります。 VSTO アドインをデバッグする際に、アプリケーションが VSTO アドインを読み込まない場合は、アプリケーションにより VSTO アドインがハードに無効化、またはソフトに無効化されている可能性があります。
適用対象: このトピックの情報は、VSTO アドイン プロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。
ハードに無効化された VSTO アドイン
ハード的な無効化は、VSTO アドインによってアプリケーションが予期せずに終了した場合に発生する可能性があります。 また、開発用コンピューターで VSTO アドインの Startup イベント ハンドラーの実行中にデバッガーを停止した場合にも発生することがあります。
VSTO アドインを再度有効にするには
アプリケーションで [ファイル] タブをクリックします。
アプリケーション名 オプション ボタンをクリックします。
[カテゴリ] ウィンドウで [アドイン]をクリックします。
詳細ウィンドウで、「 無効になっているアプリケーション アドイン 」リストに VSTO アドインが表示されていることを確認します。
[名前] 列でアセンブリの名前を指定し、 [場所] 列でアプリケーション マニフェストの完全なパスを指定します。
[管理] ボックスで、 [無効になっている項目]をクリックしてから [移動]をクリックします。
VSTO アドインを選択し、 [有効にする]をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
ソフトに無効化された VSTO アドイン
ソフトな無効化は、VSTO アドインによってエラーが発生したが、アプリケーションが予期せずに終了するということがなかったという場合に発生する可能性があります。 たとえば、 Startup イベント ハンドラーの実行中に VSTO アドインによってハンドルされない例外がスローされた場合に、アプリケーションによってそのアドインがソフトに無効化されることがあります。
Note
ソフトに無効化された VSTO アドインを再度有効にすると、アプリケーションはただちに VSTO アドインの読み込みを試みます。 アプリケーションにより VSTO アドインがソフトに無効化された当初の原因であった問題が解決されていない場合は、アプリケーションにより VSTO アドインが再度ソフトに無効化されます。
VSTO アドインを再度有効にするには
アプリケーションで [ファイル] タブをクリックします。
アプリケーション名 オプション ボタンをクリックします。
[カテゴリ] ウィンドウで [アドイン]をクリックします。
詳細ウィンドウで、「 非アクティブなアプリケーション アドイン 」リストに VSTO アドインが表示されていることを確認します。
[名前] 列でアセンブリの名前を指定し、 [場所] 列でアプリケーション マニフェストの完全なパスを指定します。
[管理] ボックスで、 [COM アドイン]をクリックしてから [移動]をクリックします。
[COM アドイン] ダイアログ ボックスで、無効になっている VSTO アドインの横のチェック ボックスをオンにします。
OK をクリックします。