PMRX_EXTENDFILE_CALLDOWN コールバック関数 (mrx.h)
MRxExtendForCache ルーチンは RDBSS によって呼び出され、ファイルがキャッシュ マネージャーによってキャッシュされるときに、ネットワーク ミニ リダイレクターがファイルを拡張するように要求します。
構文
PMRX_EXTENDFILE_CALLDOWN PmrxExtendfileCalldown;
ULONG PmrxExtendfileCalldown(
IN OUT PRX_CONTEXT RxContext,
IN OUT PLARGE_INTEGER NewFileSize,
OUT PLARGE_INTEGER NewAllocationSize
)
{...}
パラメーター
RxContext
[入力、出力]RX_CONTEXT構造体へのポインター。 このパラメーターには、操作を要求している IRP が含まれています。
NewFileSize
[入力、出力]新しいファイル サイズのバイト数を示すLARGE_INTEGER構造体へのポインター。
NewAllocationSize
[out] MRxExtendForCache が返されたときに新しい割り当てサイズを格納するためのLARGE_INTEGER構造体へのポインター。
戻り値
MRxExtendForCache は 、成功した場合はSTATUS_SUCCESS、失敗した場合はエラー コードを返します。
注釈
MRxExtendForCache は 、キャッシュされた I/O のファイルを拡張するためのネットワーク要求を処理します。
MRxExtendForCache を呼び出す前に、RDBSS は RxContext パラメーターが指すRX_CONTEXT構造体の次のメンバーを変更します。
- LowIoContext.Operation が LOWIO_OP_WRITE に設定されている
- LowIoContext.ParamsFor.ReadWrite.Flags には、LOWIO_READWRITEFLAG_EXTENDING_FILESIZE ビットが設定されています
ファイルまたはディレクトリ情報をキャッシュするネットワーク ミニ リダイレクターは、ファイルが拡張されるときにキャッシュ情報を無効にする必要がある場合があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | mrx.h (Mrx.h を含む) |