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WHEA_ERROR_RECORD 構造体 (ntddk.h)

WHEA_ERROR_RECORD構造体は、発生したハードウェア エラー状態に関するエラー情報を含むエラー レコードを記述します。

構文

typedef struct _WHEA_ERROR_RECORD {
  WHEA_ERROR_RECORD_HEADER             Header;
  WHEA_ERROR_RECORD_SECTION_DESCRIPTOR SectionDescriptor[ANYSIZE_ARRAY];
} *PWHEA_ERROR_RECORD, WHEA_ERROR_RECORD;

メンバー

Header

ハードウェア エラーの状態に関する一般的な情報を記述する WHEA_ERROR_RECORD_HEADER 構造体。

SectionDescriptor[ANYSIZE_ARRAY]

エラー レコードに含まれるエラー情報の各セクションを記述する、 WHEA_ERROR_RECORD_SECTION_DESCRIPTOR 構造体の可変サイズ配列。 配列内の構造体の数は、WHEA_ERROR_RECORD構造体の Header.SectionCount メンバーによって指定されます。

注釈

ハードウェア エラーが発生すると、WHEA によって エラー レコード が作成され、ハードウェア エラー条件に関連付けられているエラー情報が格納されます。 各エラー レコードは、WHEA_ERROR_RECORD構造体によって記述されます。 Windows カーネルには、エラー レコードがシステム イベント ログに保存されるように、エラーに応答して発生するイベント トレース for Windows (ETW) ハードウェア エラー イベントが含まれています。

WHEA で使用されるエラー レコードの形式は、統合拡張ファームウェア インターフェイス (UEFI) 仕様のバージョン 2.2 の付録 N で説明されているように、共通プラットフォーム エラー レコードに基づいています。

ユーザー モード アプリケーションは、分析のためにハードウェア エラー イベントからエラー レコードを取得できます。 ハードウェア エラー イベントからエラー レコードを取得するアプリケーションを開発する方法の詳細については、「 WHEA ハードウェア エラー イベント処理アプリケーション」を参照してください。

要件

要件
Header ntddk.h (Ntddk.h を含む)

こちらもご覧ください

WHEA_ERROR_RECORD_HEADER

WHEA_ERROR_RECORD_SECTION_DESCRIPTOR