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ObReleaseObjectSecurity 関数 (wdm.h)

ObReleaseObjectSecurity ルーチンは、ObGetObjectSecurity に対する逆数です。

構文

void ObReleaseObjectSecurity(
  [in] PSECURITY_DESCRIPTOR SecurityDescriptor,
  [in] BOOLEAN              MemoryAllocated
);

パラメーター

[in] SecurityDescriptor

解放する バッファー SECURITY_DESCRIPTORへの ポインター。 呼び出し元は ObGetObjectSecurity からこのパラメーターを取得しました

[in] MemoryAllocated

ObGetObjectSecurity からも取得される値を指定します。

戻り値

なし

解説

ObGetObjectSecurity を正常に呼び出した後、ドライバーは最終的に ObReleaseObjectSecurity を呼び出す必要があります。

ObReleaseObjectSecurity はObGetObjectSecurity によって割り当てられたすべてのリソースを解放します。 また、指定されたセキュリティ記述子の参照カウントもデクリメントします。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL <=APC_LEVEL
DDI コンプライアンス規則 HwStorPortProhibitedDDIs(storport), IrqlApcLte(wdm)

こちらもご覧ください

ObGetObjectSecurity

SECURITY_DESCRIPTOR