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ランタイム関数から受信したエラー コードを返す

Direct3D バージョン 9 のユーザー モード ディスプレイ ドライバー指定関数の呼び出しは、Direct3D ランタイム提供のカーネル サービス アクセス関数を呼び出すときに受信するエラー コードを返す必要があります。 たとえば、ランタイムは、CreateResource 関数などのユーザー モード ディスプレイ ドライバー関数を呼び出す場合があります。 次に、pfnAllocateCb 関数などのランタイム提供の関数を呼び出して、この場合はリソースへのメモリの割当など、特定の操作を実行します。 ユーザー モードのディスプレイ ドライバーがランタイム指定の関数の呼び出しからエラー コードを受け取る場合、ランタイムにそのエラー コードを返す必要があります。

ドライバーがランタイム エラー コードをランタイムに渡す必要があるというルールには例外が 1 つあります。 ドライバーが pfnAllocateCb ランタイム提供の関数を呼び出して、ビデオ メモリが既に割り当てられているときにオプションのリソースにビデオ メモリを割り当てる場合、ルールは適用されません。 pfnAllocateCb が、パフォーマンスの最適化にのみ必要なオプション リソースに対してこのビデオ メモリの割り当てに失敗した場合、ドライバーはメモリ不足エラー (E_OUTOFMEMORY) をランタイムに報告しないようにする必要があります。