IMFNetCredentialManager インターフェイス (mfidl.h)
ネットワーク ソースのユーザー資格情報を提供するためにアプリケーションによって実装されます。
このインターフェイスを使用するには、アプリケーションに実装します。 次に、プロパティ ストア オブジェクトを作成し、 MFNETSOURCE_CREDENTIAL_MANAGER プロパティを設定します。 プロパティの値は、アプリケーションの IMFNetCredentialManager インターフェイスへのポインターです。 次に、pProps パラメーターで、ソース リゾルバーの作成関数 (IMFSourceResolver::CreateObjectFromURL など) のいずれかにプロパティ ストアを渡します。
Media Foundation では、このインターフェイスの既定の実装は提供されません。 認証をサポートするアプリケーションでは、このインターフェイスを実装する必要があります。
継承
IMFNetCredentialManager インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IMFNetCredentialManager には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFNetCredentialManager インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFNetCredentialManager::BeginGetCredentials ユーザーの資格情報を取得するための非同期要求を開始します。 |
IMFNetCredentialManager::EndGetCredentials ユーザーの資格情報を取得するための非同期要求を完了します。 |
IMFNetCredentialManager::SetGood 認証チャレンジでユーザーの資格情報が成功したかどうかを指定します。 ネットワーク ソースは、このメソッドを呼び出して、ユーザーの資格情報が認証されたかどうかをアプリケーションに通知します。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |